自分は悪くない? [ 理想のわたし・ダメなわたし]
昨日、久しぶりに図書館に行った時のこと。
カウンターのそばで、5・60代のおじさまが何やら猛抗議中。
聞くつもりはなくても、大きな声なので聞こえてくる。
以前カウンターである本の貸し出し予約をしてもらったはずなのに登録されていないとか。
その間に他の人の予約がたくさん入って、貸し出しが半年以上先になるかもしれないとか。
「どうしてくれるんだ!どうにかしてくれ!」と、ねじ込んでいるのです。
私が図書館に着く前から抗議をはじめ、私が図書館を出た20分後もまだ抗議していました。
こういう光景に出会うと、わが身を振り返ってしまいます。
私もどちらかと言うと気が短い方ですから
確かに、読みたいと思っていた本がかなり先にしか読めないというのは残念です。
しかし、おじさまが「職員が失敗した」と決め付ける態度もどうかと。
コミュニケーションミスなら、おじさんにも責任があった可能性だってあるわけだし。
前に対応した職員が今日はいないみたい。
何も分かっていない時点で「自分は全く悪くない」と主張する根拠が分からない。
しかも、20分もの貴重な時間を、何も生み出さない抗議に費やしている。
おじさまが予約を依頼したという証拠が何もないんですから。
あきらめるときはあきらめないと。
それより、今回のケースでどういう改善があったら自分が予約ミスにもっと早く気がついたかを考えて提案するほうがよっぽどいいと思うんだけれど。
あるいは、予約は図書館内利用者用端末やウェブ・携帯サイトでもできるので、その操作方法を覚えるとか。
おじさま、自分の時間をもっと大切にした方がいいよ。
と他人のことなら良くわかるのですが、自分のこととなると、ね
私も、このような何も生み出さない行動をやりがちかも。
「自分は悪くない。相手がおかしい」
こういった考え方は『思考停止』を引き起こし、物事が前に進まなくなる。
気をつけないと。
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