チョコレートとダイヤモンド

今日はバレンタイン。
チョコレートとダイヤモンド・ゴールドって意外な共通点があるのですね。
先日2/5の朝日新聞日曜版GLOBEの記事で知りました。

チョコレートの原料はカカオ豆。

（画像はカカオの実。ウィキペディアからお借りしました。）
カカオの収穫は機械化が難しいらしく、児童労働で支えられている面もあるとか。
ダイヤモンドやゴールドも昔から児童労働のことが問題になっています。
児童問題だけでなく、労働環境が劣悪であったり、労働者が正当な報酬を得られず搾取されているケースが多いのも同じ構造です。

自分の目の前にある美味しいチョコレートやきれいなダイヤモンド・ゴールドが、誰かの犠牲の上に成り立っているかもしれないと思うと、悲しくなります。
しかし、そのようなことはこの先ずっと成り立つのでしょうか？
発展途上国が力をつけつつある現代、先進国やその配下の企業が勝手なことをやっていると、そのうち手痛いしっぺ返しを受けるかもしれません。
贅沢品だけでなく、国内の日用品でも大手販売店が生産者を買い叩く話を聞いたりします。
企業努力は大切ですが、持続可能な範囲でなければ最後はつぶれてしまう。
この構造を変えられるのは、消費者の賢い選択だけなのかもしれません。
地球規模でも国内でも、物の適正な値段・適正な利益配分を考える時が来ている気がします。


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