10年後に食える仕事 [ おすすめ本]
昨日、雨の日のマナーで日本人らしい心遣いが出来ない人が増えているのかもと思いましたが、それで思い出したのが週刊東洋経済2011/8/27号に載っていた「10年後に食える仕事 食えない仕事」という記事。
その記事では、職業を2つの軸で4つのゾーンに分けています。
(8/27の記事を基にしたと思われる同タイトルの本が出ています。
その本の新聞広告に載っていた図です)
1つ目の軸が「日本で生まれ育った日本人でないと身につけづらい特殊性」という日本人メリット。(例)日本特有の慣習に精通、高いサービス精神、チームプレー。
2つ目の軸が、知識集約的か技能集約的か。
日本人メリット小の『無国籍ジャングル』『重力の世界』(図の左側)はグローバル化によって国際競争が激化、今後特に厳しい世界となる。
『重力の世界』は、ハングリーなインド人・中国人とのガチンコ勝負となるエリア。
『無国籍ジャングル』(パイロットや会計士など)は世界を相手に実力だけで勝負しなければいけない非常にシビアな世界。
日本人相手の日本人にしかできないサービスを提供する『グローカル』『ジャパンプレミアム』がこれからは有望。(特に『グローカル』)
『グローカル』は医師、弁護士、コンサルタント、記者・編集者など
『ジャパンプレミアム』はホテルマン、生保営業、スーパー技能職など
という分析がされていました。
しかし、昨日の様子を見ると日本人メリットを持っている人が減少し、
(サービスを提供する側になりうる人の減少?)
日本人メリットをメリットと感じなくなっている人が多くなっている?
(サービスを受ける側がその必要性を感じない?)
いや、ラグジュアリーホテルの人気などを見れば、日本人メリットは求められているはず。
サービスを提供する側になりうる人が減り、日常生活で昔は当たり前だった日本人メリットが感じにくくなっているなら、むしろ『ジャパンプレミアム』にとって有利???
『グローカル』をリタイアした私は(システムエンジニアもグローカルだそう。本当かしら?)
やはり、『ジャパンプレミアム』を目指すしかないのかな。
どの戦場に行っても、大変なのは間違いないですが。
別の視点から考えた関連記事を、別ブログに書いております。
↓
ブログ 「働く女性の戦略的生活スタイル|Another You」の
ミニコラム 「10年後に生き残るためのキャリア戦略マップ」
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