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100分 de 名著はおもしろい [ おすすめ本]
NHKのEテレで放送している「「100分 de 名著」。(番組HP → ★)
たまたま「真理のことば ブッタ」の再放送を見てから、はまっています。
難しそうで読まずにいた本をやさしくやさしく解説してくれます。
あまりに良かったのでテキストも買いました。
(NHKの語学テキストと同じかちょっと厚いくらい)
番組より掘り下げてあるけれどコンパクトにまとまっていて、とても分かりやすい。
番組を見ていなくても大丈夫なので、放送済みの番組のテキストも購入しました。
そのうちの1つが「論語」
テキストによれば、論語は原文より後からつけられた注のほうがだんぜん多く 、後からつけられた解釈が問題で、孔子の考えていたことが誤解されて伝わるもとになっているそう。私は「儒教的」な思想に馴染めないのですが、「儒教的解釈」は、孔子のもとの意味を離れて支配者の都合のいいものになってしまったものなんだとか。孔子さん、そうとは知らず毛嫌いしてごめんなさい。
ブッタの「真理のことば」もそうですが、本人以外の人が解説を付け加えたため、真意が捻じ曲がるのはよくあることなのですね。やはり、原典に当たることが非常に大切。でも、研究者でもない私には絶対無理だから、こういう有名な(多分…)研究者のお話が550円で読めるのは、非常にお得だと思います。もちろん、ここから掘り下げるべきでしょうが。
時の試練を生き残った古典には何かがある。そう感じる2冊です。
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私は前世が平安時代の文官なので(笑)、昔の中国文化に
興味ないのですが、解説で本物からねじ曲がってしまうというのは、
日本でもありそうだし、気になります!
by ChatBleu (2012-06-15 00:39)
>ChatBleuさん
解説本は解説者の考えや時代背景が反映されることも。
100分de名著も、全面的に信頼してはいけない。
だから私は、この手の本は同じ分野のものを3冊は読みたくなる。
お金がかかる~;_;
by ゆう (2012-06-15 19:19)