ブルー・オーシャン [ 仕事に役立つ言葉]
お盆休みの時期になりました。
が、実家が首都圏の私は、実家に長期滞在することもなく。
ならば、本を読もうかと。
以前と同じことをやっていてはダメな現代は、考えない人は淘汰される時代。
淘汰されるのは嫌だから、考えるツールや材料を入手しなければ
「「超」入門 失敗の本質」という本を読んで、やはり戦略が重要と再認識しました。
その類の本を読もうと思うけれど、あまりに多すぎて初心者の私には訳が分からない…
ネットでざっと検索すると、M.E.ポーター「競争の戦略」がバイブル的存在らしいです。
いきなり原典は無理だろうから、と解説本を買うことに。
ついでにそのシリーズの違う本も買ってみたのですが、そちらから読んでしまいました
ポケット図解 チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本―競争のない未開拓市場を創る! (Shuwasystem Business Guide Book) |
この本によれば、「ブルー・オーシャン戦略」とは、レッド・オーシャンという血みどろの市場を抜け出し、敵のいない未開拓の市場を目指すという戦略。
つまり、目の前の競争にどう勝つかではなく、勝てる競争をどう作りだすか。
「「超」入門 失敗の本質」にも書かれていた考え方。
言うは易し行うは難し、であると容易に想像できます。
だからと言って何もしないと、ボコボコにされる可能性大な訳で…
M.E.ポーターによれば、競争に勝つ方法は、
(1)コストのリーダーシップ(低コスト化)、(2)差別化、(3)集中
の3つ。
(3)は特定のセグメントに集中して(1)か(2)を行うので、実質は(1)か(2)のどちらか。
確かに今までは、差別化された商品は強気の価格設定だったし、コモディティ化した商品は低価格化競争が激しい。
それに対し、ブルー・オーシャン戦略は、低コスト化と差別化(買い手価値の向上)の2つを同時に実現するバリュー・イノベーションを目指し、4つのアクションERRCを策定し実行するというもの。
(ERRC=Eliminate(取り除く)、Reduce(減らす)、Raise(増やす)、Create(付け加える))
そういえば、前に勝間和代さんがブログで、「スーパーホテル」と「カーブス」のサービスがいいと言っていました。
今は、
(A) 多くの人が、その場では必要のないサービスを提供しないこと
(B) 顧客の時間をむやみに奪わないこと
(C) 本当に価値を置くべきところ、お金をかけるところにはかけること
が大切だという指摘でした。
(A)(B)は、ブルー・オーシャン戦略で言うEliminate/Reduce、(C)がRaise/Createかな。
ERRCとバリュー・イノベーション(低コスト化と買い手価値の向上の同時実現)。
覚えておこう。
【関連記事】
・無駄な時間と余計な手間
↑ 勝間さんのブログについて書いた記事です。
・失敗はちゃんと反省しないとね
↑「「超」入門 失敗の本質」について書いた記事です。
移動が大変だろうなとは思うんですが、長期で帰省する
人たちがうらやましい時ってありません?
その人たちからしたら、休みを家であれやこれやに
使える方がうらやましいのかもしれないですけども^^
by みずき (2012-08-13 00:16)
↑たまには良いけど、帰ってくるもの、と思われるのも
しんどいですよ。
おかげで旅行ひとついけません。
by ChatBleu (2012-08-13 08:41)
>みずきさん
帰省する人には分かっていないと言われそうですが、
私も「帰省」とか「ふるさと」という言葉に憧れます。
特別感があっていいですよね~。
人混みが嫌いなくせに~と自分でも思いますが^^;
by ゆう (2012-08-13 15:44)
>ChatBleuさん
「必ず」というのは、確かにキツイですね。
私は、帰省だけが親孝行じゃないと思うんですが。
by ゆう (2012-08-13 15:51)