「薄氷」はなんと読む? [ 言葉を増やす]
語彙を増やそうと思って、1/1からワードハンティングを始めています。
テストの花道で紹介していたもので、1日1つ気になった言葉を調べるというもの。
無印のウィークリースケジュール帳に、1日1ワード書くようにしています。(→★)
昨日ハントした言葉は「薄氷」
和風総本家の番宣で「うすらい」と読んでいて、びっくり。
私には「はくひょう」か「うすごおり」としか読めません。
調べると、俳句の世界では「うすらい(ひ)」と読んで春の季語になるそうです。
なるほど、音の響きが詩的なわけです。
薄い氷で浅い春を表現するとは、日本人らしい感性です。
私に文学の才能があれば俳句はやってみたいけれど、からっきしなので...
でも、歳時記や季語の本を買って、少しは季節感を身につけようかしら。
もう少し調べると
江戸時代は、「はくひょう」と読み冬の季語だったが、
高浜虚子が「うすらい・うすごおり」と読ませ、早春の季語とした。
という話を見つけました。
意外と最近の言葉(読み方)なんですね。
最近、読めない漢字の並びの名前が多くなっていますが、
昔から、日本人はそういうことが好きだったのかしら...
そういえば、「薄氷(はくひょう)を踏む」とよく聞きます。
調べたら、詩経から来た言葉らしく「薄氷を履む」が元々の表記みたいです。
詩経...国語の授業で聞いたような...
という具合に、1つのワードでどんどん深くなってしまいます。
すぐ深堀を始めてしまう性格なもので、時間がかかる
しかも、ほとんどの人が知らない読み方は教養にはなるけれど、実用的では...
(教養は大事ですけれど...)
ちなみに今日のワードはまだハンティングできていません。
3日坊主で終わらないといいけれど
私も「はくひょう」としか読めません。
いろいろ奥深いですねぇ。
でも、1日1ワードは難しそう!
by ChatBleu (2014-01-04 20:46)
はくひょう、としか読めなかったです^^;
今日、会社で「畏まる」と「畏れ入る」は
同じ字だけど、「畏れ入ります」の方が
申し訳ないっていうのと感謝の気持ちと
色んなのが入ってる、的な話を聞きました。
日本語って奥深いですね。
by みずき (2014-01-05 00:26)
>ChatBleuさん
読めませんよね~普通。
1日1ワードより1日1フレーズの方が楽だし楽しいので、
そちらに変更しようかしら^^;
by ゆう (2014-01-05 18:50)
>みずきさん
そういう微妙な違いは、日本人にも難しい...
外国の方が「日本語は難しい」という訳です。
その違いを知っていると楽しいという面はありますが。
by ゆう (2014-01-05 18:56)