10年後に食える仕事 [ ちょっとだけ気になる]
企業にとって
人材は必要な能力があれば日本人である必要はない
ということが、ブルーカラーに対しては当たり前のことになっています。
これは結構すぐにホワイトカラーに対しても当たり前となるのかもしれません。
この前読んだ『採用基準』という本には、既にそうだとはっきり書いてありました。(→★)
この本は、外資のコンサル会社(マッキンゼー)という特殊な会社の話です。
日本語が話せて業務知識があれば、中国人でもインド人でも構わないそうです。
今まで本社機能と思われていた部署(経理など)も、部署ごと海外という選択肢もあるとか。
(手元に本がないので、細部は違うかもしれません。)
ほとんどの日本の会社は今はまだ違うでしょうが、これからは同じようになるのかも。
最近の日本の会社はアメリカの後追いばかりですから。
もし海外に優秀で低賃金(でも本人にとっては充分な額)で働く人がいたら。
その人を雇えば、日本企業は充分に働く人を大切にしていて、働く人も満足する。
企業としては、何の問題もないし、成長し続けられる。
(日本人と日本国にとっては大問題ですが。)
こういう状態(海外の人との競争)にまず突入するのは大企業でしょう。
就活生には「安定している」大企業が人気だそうです。
そういう気持ちで大企業に入ったら、ハングリーな海外の人と競争できないような。
会社に入ってしまえばずっといられるなんて思っていたら、制度改革でひとたまりもない。
もう「安定」した仕事なんて諦めて、思考を変えるしかないと私は思っています。
仕事を海外との競争という観点で考えるなら
週刊東洋経済2011/8/27号の記事『10年後に食える仕事 食えない仕事』(→★)
はおすすめです。
書籍化もされているみたいです。
このケースとはちょっと違いますが、最近、オフショア開発が
推奨されています。どうしても日本語の問題があるので、
使うのにはコツがいるそうですが。
国内の外注さんには辛い状況ですね。
by ChatBleu (2014-04-23 20:53)
確かに、最近では在日の方からの
履歴書も届くようになりました。
社長が、海外の人は共通認識が
違うので採用しない、という方針なので
わたしが語学の壁にぶつかることは
当分ない感じです^^;
by みずき (2014-04-23 23:55)
外資系金融にいる私の友人の話を聞くと
もうね、海外の方々の仕事に対するスタンスが、日本人とは全く違うんですよね。
上司に当たり前として昇給を訴えますし、ストレートだし、何よりビジネスライク。
日本人て言葉を発する、というところに独特のものがありますからね・・・勤勉で実直だった日本人も、いまは軟弱で自己中ですからねトホホ
by 凛 (2014-04-24 10:40)
> ChatBleuさん
オフショア(海外の会社に開発を委託)は日本語がネックらしいですね。
でも、社内公用語を英語にしてしまえば解決???
IT業界はホワイトカラーエグゼンプションを既に導入しているところも多いし。
(専門職ということで、給料に関係なく導入)
そういう意味では、IT業界は大変ですよね。
技術革新と働く環境という2つの競争が激しくて。
by ゆう (2014-04-24 19:12)
>みずきさん
小規模な会社は小回りとか繊細さとが重要ですからね。
海外の人材を本格的に使い始めるのは、まずは大企業でしょう。
大きな企業でも小さな企業でも働くのは大変ということでしょうか。
大変な時代になりましたね;_;
by ゆう (2014-04-24 19:17)
>凛さん
そうそう、そのスキルでそれを主張する?ということありますね。
きちんと主張しなければ自分の番が来ない環境で育ったからかな。
日本も段々そういう環境になりつつあるので、これからは日本人にもそういうタイプ増えるかも。
ただ、同じようになってしまっては経験が浅い分、日本人は不利かと。
凛さんの言う「独特のもの」の良い面を生かせればねぇ…
by ゆう (2014-04-24 19:27)