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燕子花図と藤花図@根津美術館|絵も実物も豪華 [  展覧会]

今日はこちらに行ってきました。

根津美術館.jpg

南青山にある根津美術館。(→
これ↓を観るためです。

img_exhibition_kakitsubatafuji.jpg

上は円山応挙の「藤花図屏風」(重要文化財)
下は尾形光琳の「燕子花図屏風」(国宝)
この2つの屏風が、並んで展示されていました。

燕子花は、ボテっとした感じのちょっと平面的な色の塗り方です。
でも、奥行きを感じるのは、屏風の折れる位置を上手く使っているからかしら?
屏風は見る角度によって見えない面が出ますが、それでも構図が整っています。

藤は、対照的に繊細で本物のようです。
でも、構図は大胆で、余白多め。
こんなに繊細で余白多めなのにさびしい感じではないのが不思議です。

どちらも背景は金箔なので迫力があります。
なのに圧迫感がなく心が落ち着く感じなのは、題材が「花」だからかしら?
それとも余白が効果的だから?
美術館なので、広い空間だからというのもありますね。

根津美術館の庭園には、藤とカキツバタがあります。
藤棚は小さく、残念ながら散っていました。
カキツバタも最盛期は過ぎた感じで、花弁がちょっと傷んでいるものも。
それでもキレイだったので、最盛期はどれほどの迫力だったでしょう。

根津美術館_燕子花.jpg

絵と実物が合わせて観られるのが素晴らしいです。
「燕子花図屏風」は、GW前後に毎年公開されているようです。

根津美術館_庭.jpg

根津美術館の庭園は意外に広く、都会の中の別世界でした。
庭園を見下ろすカフェもあります。
もみじが多く見られたので、秋も素敵でしょうね。

今日はGW明けで働き始めている人が多いと思います。
なので、今日は人出が少ないと思い来ました。
GW中の混み具合は分かりませんが、今日はゆったり見られました。
目玉の2つの屏風も、人の陰になることなく全体が見られるタイミングもありましたし。
1日あるいは半日でも休みが取れる方は、連休明けはねらい目かもしれません。


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コメント 4

ChatBleu

ゆっくり見学できたようで良かったですね。
毎年、GWと言えば、どこかにお花を見に行ったりしてましたが
(そしてそれが大抵が昭和記念公園なんだけど(^_^;))
今年はどこにも行かなかったです。
by ChatBleu (2014-05-07 21:35) 

みずき

歴史のある美術館は、庭園も素敵ですよね。
敷地込みで展示を楽しめていいなと思います。
人の少ない時期を狙うと、花の盛りも終わって
るのが残念ですが^^;
by みずき (2014-05-07 23:26) 

ゆう

> ChatBleuさん

GWはお花の季節でもありますね。
が、ゆっくり休むのも大切ですから。
by ゆう (2014-05-09 19:44) 

ゆう

>みずきさん

そう!お花のきれいな時は、人が多くて^^;
まぁ絵がゆっくり観られたので良しとしますか。
by ゆう (2014-05-09 19:47) 

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