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超絶技巧!明治工芸の粋@三井記念美術館 [ 展覧会]
今日は「国際博物館の日」だそうです。
この「博物館」(ミュージアム)は、博物館のほか美術館・科学館・動植物園・水族館等も含みます。
ということで、こちらに行ってきました。
三越日本橋本店やコレド室町の近くにある三井記念美術館。
再開発でキレイになってきた日本橋にふさわしい、キレイでモダンな美術館です。
現在行われている特別展がこちら。
いやもうすごいのなんのって。
まず第一に、細かい、細かい。
どれもすごいのですが、並河靖之の七宝には圧倒されました。
(上のポスターの緑のお皿も並河靖之の作品)
(詳細は、美術館のHPで→★)
ルーペで拡大している作品もありましたが、単眼鏡は必須です。
明治時代には日本の質の高い工芸品が海外で売れ、外貨獲得に役立ったのだとか。
ものすごい手間と時間をかけたものでも、日本の経済レベルなら充分に元が取れた。
(後進国だったので、物価レベルが低かった)
しかし日本の経済レベルが発展したら、商売として成り立たなくなってきて衰退。
というような話を、この展覧会を紹介していた番組で言っていました。
今もどこかで聞くようなお話ですね~
この展示会は、今日に限り外国人および大学・高校生の方は無料だったそう。
(「国際博物館の日」にちなみ)
でも、来ていた方はほとんどが年配の日本人でした。もったいない。
ところで、今日は「キトラ古墳壁画」展の最終日。
無料招待券をもらったのですが、ずっと混雑している様子なので断念し、チケットは友達に。
友達は2時間以上待ったそうですが、根性あるわ。
私には絶対無理です...
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2014-05-18 19:25
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コメント(6)
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これ、他の方のブログで見ましたけど、すごい作品ですね!
キトラ古墳、最終日でしたか。ずっと混んでましたよね。
by ChatBleu (2014-05-18 20:55)
HPでどれだけ超絶か観てきました。
本当に、すごい…これは生で観たら感動というか驚愕もひとしおでしょう。
なるほどー。質の高い手工芸の衰退には経済レベルが先進国に追いついたということが…。勉強になりました。
しかし、幼児レベルでさえこなせない不器用な私には何度生まれ変わってもできない芸当です。七宝もすごいですが写真だと分りにくいかな。象牙のたけのことか胴部が動く鯉とか、写真だけでもすごい迫力が伝わります。
by Sheepster (2014-05-18 22:45)
動くやつは新美術館で見たことがあります。
横に現在の動くフィギュアと並べられてました^^;
お金と手間を惜しまず、ただ技術を結集した
このころの作品は素晴らしいですよね。
北の丸の工芸館で見たことあるのもありそうです。
by みずき (2014-05-18 23:13)
> ChatBleuさん
キトラ古墳はずっと混んでいましたね~
明日香村に行ったら、簡単に見られるのかしら?
by ゆう (2014-05-19 19:10)
>Sheepsterさん
写真だとどうしても限界がありますよね。
大きさや立体感がどうしても...
私は七宝を経験しているので、凄さが実感できたのかも。
作り方をよく知らない薩摩焼はピンと来ませんでした。
門外漢は、平均レベルすら知らないですからね~
なので、もう少し超絶さの解説があったらよかったのです。
自在置物も分解して構造を見せてくれるとか(CGで)
愛好家はそんなもの必要ないのでしょうが^^;
by ゆう (2014-05-19 19:17)
>みずきさん
こういう精緻な作業好きは現代の一部日本人にも受け継がれていますね^0^
今の日本だと、お金と手間をかけるとえらく高くなってしまいますからねぇ...
オタクにアピールするものが生き残るというのは、当然の結果なのかも。
by ゆう (2014-05-19 19:23)