強者の戦略、弱者の戦略 [ 読んだ本・観た映画]
昨年の夏、マルちゃん正麺の冷し中華に衝撃を受け、今年も夏の前半は一筋でした。
が、ラ王の冷し中華が特売されていた時、その前に立っていると、知らないおじさまに
「ラ王の冷し中華は死ぬほど美味しいよ~」
と話しかけられ、思わずラ王の冷し中華を買ってしまいました。
ラ王も美味しい!これはもう好みの問題になりますね。
私の場合、慣れ親しんだ味に近いマルちゃん正麺かな。
味にそれほどこだわりがないので、のっける具の栄養バランスの方が大切。
同じレベルなら、先駆者の製品を買いたいし。
業界1位の企業は、他社の新製品がヒットすると必ず類似商品出してきます。
日清で言えば
・赤いキツネ ← どん兵衛
・べヤングソース焼きそば ← UFO
・マルちゃん正麺 ← ラ王
私は、自ら開拓しないのがモヤモヤするんですよね。
なんて友達に言ったら、それは良く知られた戦略の1つで
・チャレンジャー企業は「差別化」を図って、リーダー企業のシェアを奪おうとうする
・リーダー企業は「同質化」で、差別化を打ち消してシェアを守ろうとする
だそうです。
何となく気がついてはいましたが、「同質化」という言葉まであるなんて知らなかった
リーダー企業も、シェアを維持しなければ雇用が悪化する可能性も。
私の印象ではちょっと傲慢な対応に思えましたが、意外に必死の攻防なのかも。
すぐにチャレンジャーと同じレベルあるいはそれ以上のものができるのもすごいこと。
戦略についてちゃんと勉強しなければいけない。
そう思っていた時に、タイミングよく図書館で予約していたこの本が来たので読みました。
この本の定義によると、
ビジネスモデル = 戦略 + 仕組 など
だそうです。
31ビジネスモデルが載っているので、1モデルにつき6~8ページの記載です。
そのビジネスモデルを採用している企業名が載っているので、概要は理解しやすい。
もちろん「同質化」も載っていて、その落とし穴の1つに
顧客に「傲慢だ」という印象を与えてしまいかねない
とありました。やっぱり...
ページ数が少ないので深く理解することは難しいです、
しかし、こういうものがあるんだということを抑えるにはいいかも。
全ビジネスモデルを同じ項目で比較しているのも、面白いです。
31モデル中、私が知っていたのは半分くらい。
ダメだ~。これからもっと勉強しなくては。
最近、生麺しか買わないです。賞味期限までに食べられないと思ったら冷凍庫へ in!
最近、業務分析、戦略、そんなんばっかり勉強してるので、お疲れです^^;
by ChatBleu (2014-08-26 20:55)
なるほど、それでカレーやシチューの
ルーって雰囲気がよく似てるんですね。
必殺技を繰り出したら、よく似た技で
効果を無効化された、って感じです^^;
by みずき (2014-08-26 23:00)
>ChatBleuさん
生麺も冷凍すればいいのですね!
そういう発想がまったくありませんでした^^;
今はどこも、めざせ上流工程!、ですから。
知るのは楽しいですが、使いこなすのは大変そう。
お疲れはネコとスイーツで解消かしら?
by ゆう (2014-08-29 18:44)
>みずきさん
しかも、リーダー企業が後出しした方が美味しいことも多々。
リーダー企業は技術力もノウハウも持っていますからね~
でも、リーダー企業が逆転されることもあるそうです。
(ビールのドライ戦争など)
シビアな世界ですね。
by ゆう (2014-08-29 18:48)