老いた親を愛せますか? [ 読んだ本・観た映画]
寒い日が続くので、お風呂で本を読む時間が長くなっています。
ちょうど読み終わったのが、『老いた親を愛せますか?』という本。
同じ著者の本『嫌われる勇気』が面白かったので。(→★)
が、今回は読み進めるのにちょっと苦労しました。
文章がす~と頭に入ってこない感じなのです。
並行して読んでいる他の本も同じような感じなので、私の理解力の問題みたい。
疲れているからか、加齢のせいなのか。
親のことを心配している場合ではなかったりして
・ 子どもが親を幸福にすることはできない
・ 親がしたいことを子どもが止めてはいけない
という節タイトルがあるように、「親の人生は親のもの」というスタンス。
では、子どもはどうしたらいいのかというと
・ 尊敬とは、相手のありのままの姿を見ること
・ 相手の言動に「よい意図」があると思えば、人生の見方も変わる
・ 諦めずに「いま、ここ」でできることをやり続ける
・ 「ありがとう」といわれるより、自分から「ありがとう」という
とあるように、
親がこうする理由はこうだ!と確かめもせず決め付たりせず、
(↑こうすると、悪い感情に支配されやすい)
親がこうだから、ではなく、自分はこう考える、で行動する
ということかなと感じました。
自分を大切にし、相手を尊敬(尊重)する。
親子関係だけではなく、どのような人間関係にも必要なことでしょう。
親への接し方を見れば、自分がどのように生きているかも見えてきそう。
私は、
・ 相手の言動に「よい意図」があると思えば、人生の見方も変わる
という節に、痛いところを突かれました。
私は、リスク分析を重視するあまり、相手の意図を悪くとらえがちかも。
人がある行動をとる理由には色々な可能性があります。
自分に全部の背景が見えているわけでもないし。(←私は忘れがち。傲慢…)
また、文中に
親に感謝してほしいと思うことは
ほめられないと適切に行動をしない
子どもと同じ
というフレーズがあったのですが、これには苦笑い。
いや~、私はまだこのレベルなので、お恥ずかしい限り
あー、この手の本は読めないです。
読もうとしても頭が拒否して受け付けないです、きっと(-_-;)
by ChatBleu (2016-01-24 21:22)
う~ん、難しいですね。
親って無条件に子ども(こっち側)を認めてくれて
守ってくれて受け入れてくれてって存在だから
介護だとそういったことが逆転しちゃますもんね。
個人としてって接した方がいいのかななんて
悩んじゃいます--;
by みずき (2016-01-24 22:40)
子供側からすると、親に対して
「親としてこうあって欲しい」という気持ちが強くて、どうしても1人の人間として見れないのよね。
いつまでもそこから抜けることが出来なくて、親にはいつまでも親であって欲しく…
でもいい加減に親が高齢化すると諦める(笑)
だって本当におじいちゃん、おばあちゃんになっちゃったんだもの〜。
排泄物まで関わるようになると、なんかもうね、いい加減見切りつく(≧∇≦)本当よ!
わはは!
by 凛 (2016-01-25 21:32)
>ChatBleuさん
私も親と一定の距離を置きたい時がありました。
親子によって関係性は全く違いますし、
同じ親子でも時間によって関係は変わるもの。
自分が苦しい時は、無理しないことが大切かなと。
共倒れや関係が泥沼化するよりマシだと思っています。
by ゆう (2016-01-25 22:46)
>みずきさん
そうなんです。
圧倒的に大きかった親の背中が
そのうち「あれ?こんなものだった?」と感じ始め、
ついには「あ、今は私の方が大きい?」と気がついた時の混乱。
私は、最近どうにか混乱を脱し、受け入れられるようになり始めた感じです。
by ゆう (2016-01-25 22:52)
>凛さん
そう、だんだん受け入れられるようになってきますよね。
しかし、「排泄物まで関わる」ですか!
まだまだその覚悟はなかったです^^;
でも、これからの親の状態がどうであれ、
また、親の生き方・考え方が自分とはちょっと(かなり?)違っても、
これまで生きてきた親の存在は大切に感じます。
花や木や山を見て、心動くのと同じ感じかも。
親も、花や木や山と同列にされては嫌がるでしょうが^^;
by ゆう (2016-01-25 23:07)