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「知性」にあこがれて [  読んだ本・観た映画]

今日はバレンタインです。
数年前までは自分用「ご褒美チョコ」を買っていましたが、最近はそれもなくなって。
私の体と頭には、飴よりもムチが必要そう。
そうしないとこれからの数十年を乗り切れそうもない、という危機感が強いです。

ということで、この本を読みました。

「反知性主義」に陥らないための必読書70冊



私は感覚主導の人間なもので、「知性」という言葉にはめっぽう弱くて。
読むべき本を探す参考にと、図書館で借りてみました。
予約して借りるまでに数ヶ月かかったので、それなりに人気の本みたいです。
(墨田区の図書館は蔵書が少ないので、時間がかかるのかも)

この本では、70人の知識人(?)がお奨めの1冊を紹介しています。
哲学から夏目漱石や宮沢賢治などの文学まで、色々な系統の本が混じっています。
(残念ながら、ほとんどの本を私は読んでいません)
ある人が推薦している本や人物を他の人がけなしていたりしますが、

知性的とは、常に自分に対して懐疑的で、自分の間違いを受け入れる準備があること。

という点は、ほとんどの方の共通認識みたいです。
ただ、何が正しくて何が間違っているかは、本当に難しい問題です。
何をよりどころにするかによって、判断が変わってきますから。

また、「反知性主義」という言葉を私は知らなかったのですが、色々な意味があるらしい。
多くの日本人には「知性」=善、「反知性」=悪のイメージだと思います。
が、アメリカでは必ずしもそうではないと書かれていて、私には衝撃的でした。 

いやはや、知性的であることは一筋縄ではいかない大変なことなんだ、と実感。
(そもそも「知性的」が善かという問題もあり?)
人に同調せず自分の頭で考え続けることが大切と、多くの方が書かれています。
となると読むべきは王道である哲学の本?
一方で、文学作品が複数挙がっていたのも気になります。
何事も、1つに偏らないバランスが大切なんだろうなぁ。
ということで、次はこの本を読んでみようと思います。

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス



ちなみに、アメリカの「反知性主義」については、↓この本が詳しいらしいです。
この本も、そのうち読んでみたいです。

反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体 (新潮選書)



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コメント 4

ChatBleu

エライなぁ。
私はテキトーに生き過ぎてると反省しちゃいました(-_-;)
by ChatBleu (2016-02-14 21:06) 

みずき

アメリカって不思議な感じがします。
反知性=理性的でない=よろしくない
ってイメージがあるもので・・・
しかし、わたしは知性的でないです^^;
by みずき (2016-02-14 22:31) 

ゆう

>ChatBleuさん

ごまかしごまかし生きてきたけれど、ついにごまかし切れなくなった
最近の私は、そんな感じなのです。
逃げ切れるかと思ったけれど、最近の劣化が激しすぎる^^;
by ゆう (2016-02-15 23:19) 

ゆう

>みずきさん

え、そんなところが違っていたの?と意表を突かれました。
日米は、価値観が近いと思っていましたから。
知性の条件は色々みたいです。
知性的な人ほどかえって反知性に陥りやすいリスクもありそうだし。
難しい~
by ゆう (2016-02-15 23:28) 

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