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メディチ家の至宝展@東京都庭園美術館 [ 展覧会]
最近なかなか展覧会に行けませんでしたが、ようやく行ってきました。
東京都庭園美術館の「メディチ家の至宝-ルネサンスのジュエリーと名画」展
入り口から建物までのアプローチの自然に心洗われます。
庭園美術館は、オットー・クンツリ展(その時の記事→★)に続いて2回目。
ジュエリーという点では共通でしたが、来館者の数はやはり違うようです。
オットーさんはコンテンポラリー・ジュエリーの大家ですが、観念的で難しい。
今回は、「綺麗・すごい・贅沢」とジュエリーの王道を行くもの。
日本での受け入れられ度合が、来館者の数で分かります。
出展されたものでは、やはりカメオと真珠が目立ちました。
真珠は女性の肖像画に多く、大きさを揃えたまるい真珠がたくさん服に縫い込まれていたり。
養殖真珠ができる前の真珠の価値は、今とは全く比べ物になりません。(こちらの記事参照→★)
バロックパール(形がいびつなパール)をジュエリーなどに仕立てたものもありました。
これ↓はパールを赤ちゃんに見立てているのですが、顔までしっかりある!
画像は、庭園美術館のHP→★からお借りしました。
これだとあまり赤ちゃんという感じがしないですが、角度によっては顔が見えます。
どれも細工が精巧で、どれだけの時間とお金がかかっているのやら。
メディチ家の財産があればこそ出来たことです。
贅沢といえば贅沢ですが、それが極まって文化になった。
現代のメディチ家は、どこが担っているのかしら?
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