高齢者施設選びは難しい [ 親のこと]
気温の乱高下のせいで、ちょっと風邪をひきかけています。
そこで、この週末はおとなしく本を読んでいました。
その中の1冊が、こちら。
以前、同じ著者が書いた「70歳すぎた親をささえる72の方法」を読んだことがあります。
(その時の話→★ 結局FAXを買いました。結構使っています。)
親に対する姿勢に共感したので、新しく出た本を買ってみました。
「70歳すぎた親を~」は自宅で暮らす親を同居せずにどうやって支えるか、という内容でしたが、こちらは、親が高齢者施設に入る想定。
両親ともに子供とは同居したくないらしいので、ゆくゆくは施設に入ることになるのでしょう。
でも、本人たちは何の準備もしていない様子^^;
この本は、どの順で何をすべきか、考慮やチェックすべきポイントは何かなど記述が具体的なので、参考になりそうです。
巻頭の「子が親の施設選びをする際の十一か条」には
一条 あくまで親の人生、判断力があれば親の意思を尊重する
とあります。
どうしても子の視点で考えがちなので、この条文は肝に銘じなければ。
また、
親に判断力があるのであれば、子の役割は「情報提供」することです。
という文もありました。
情報提供するためには、親のことをよく知らないと無理です。
親にとって何が大切なのか、何が譲れない部分なのか。
親元を離れて時間がたっているので、理解している自信がありません。
まずは、親とじっくり話をしないとダメですね。
それに、意識をもって親をじっくり観察することも必要そう。
しかし、これからの親の状態の変化が予想できないのが悩みの種。
私の老眼のようだと困ります。
ベストな眼鏡を作っても、すぐに合わなくなるような^^;
高齢になるほど新しい環境になじみにくいという問題もあるので、状態が変わってもずっと対応できる施設を探すしかない。
難しそうですけれど。
しかも、介護度などの条件で入れない施設もあるので、そもそも選択肢が少なそう。
これは時間がかかりそうなので、早めに考え始めてよかったです。