アラ還ならぬアラ管のための雑誌 [ ビジネスファッション]
OWNという女性紙に載っていた言葉です。(OWNのHP→★)
OWNは「アラウンド管理職」をターゲットとしているそうです。
女性誌のビジネスファッションは現実離れしていることが多いのですが、これは現実的。
こういう雑誌が前からあればよかったのに。
新卒でIT企業に入ったのですが、最初の頃は自分の好きな服を着ていました。
IT企業というと服装が自由と思われるかもしれませんが、顧客の業種によります。
私の配属チームの顧客は、比較的自由度の高い研究開発部門でした。
私は社内作業ばかりなので、男性上司も私の服装には無頓着。
しかも、女性が少ない部門なので、お手本があまりなくて。
おしゃれをしたい年代なので、かなり自由に服を選んでいたようです。
顧客も服装が比較的自由なところでしたし。
そんな状態が何年も続きました。
しかし、段々と顧客の上の層と会う回数も増え、顧客の業種も変わって来まして。
仕事が殺人的に忙しかったので、とりあえず無難なスタイルに変わりました。
(ファッションにこだわっている余裕はない!という感じで)
そのうち、リーダークラスになると…
私は「リーダー」ではなく「メンバーの一員」に見られてしまうのです。
特に、初対面の人や上の層の人に…
リーダーらしさを身に着けるにはどうしたらいいのか、結構悩みました。
会う時間が限られる中では、見た目も大事なんだと気がつきました。
でも、どういう服装をすればいいのかよく分からなかったです。
色々な本を読んで、その後、段々分かってきましたが、時間がかかりました…
こういう雑誌が出ると、効率的に考えられて良いですね。
(私はhontoで買いました^^;
hontoは電子書籍の割引が多くておすすめです)
スーツの基本 [ ビジネスファッション]
ネット書店hontoのポイントの有効期限が近かったので、ポイントで本をいくつか買いました。
その中の1つがこちら。
中身を確認すると、新入社員のスタイリングなど若い人向けでした。
よく見るとsteady.特別編集とあります。
steady.は20代向け雑誌でしたね。私のチェック不足です。
ただ、載っているスタイリングは現実的でした。
雑誌に載っているコーディネートは、自由度の高い職場向けだなぁと思うことが多いです。
この本では、シャツの襟も第1ボタンまでしか開けていないなど固めの職場でもOKそう。
その分、おしゃれ度はちょっと下がりますが。
女性のためのスーツの本は少ないですよね。
男性のためのスーツの本はあんなにたくさんあるのに。
一般的な仕事場で着られて、おしゃれ度もそれなりのコーディネートの本があれば買うのに。
歩きやすくておしゃれな靴が欲しい [ ビジネスファッション]
筋力が衰えたからか、ヒールの高い靴が苦手になってきました。
でも、歩きやすいという靴は、やはりおばさんっぽくておしゃれじゃない。
昔はWALLAGEというブランドの靴がよかったのですが、ブランドがなくなってしまって。
そこそこ歩きやすくて、見た目もそこそこの靴をず~っと探しています。
本屋で立ち読みした本に、タンゴシューズがおしゃれで歩きやすいと書いてありました。
タンゴはあれだけ激しい動きをするんだから、確かに歩きやすいかも。
と思って、ネットで検索してみましたが、オープントゥやバックストラップが多いんですね。
肌の露出(特に脚)が多くなるほどカジュアルですから、一般的なビジネスシーンでは使えないでしょうなぁ。
デザインも派手めだし。
もうちょっとカチッとしていて、おしゃれで、歩きやすい靴はどこにあるのかしら?
【関連記事】
・歩き回れる靴が欲しい
おまわりさんの結婚指輪 [ ビジネスファッション]
大きな通りを歩いていると、自転車のおまわりさんが横に停まりました。
何気なく見ると、左薬指に8mm幅以上はありそうな平打ちリング。
(板をそのまま曲げてつなげたような、均一の厚さのリングです)
若い人かな~と思ったら、50代後半くらいのおじさんでした。
普通ならそこそこオシャレ~なのかもしれませんが、おまわりさんにはどうなんでしょ?
安心感、信頼感が第一のおまわりさんだからな~。
そのおまわりさん、しっかり日焼けしていたし、暑いせいかだいぶヨレっとしていたし。
お年寄りなら、このおまわりさんに道を尋ねるのはちょっと躊躇するかも。
結婚指輪は1日中しているので、仕事にふさわしいか考える必要がありますね。
だから、無難な結婚指輪が多いのではないかと。
(流行に左右されないため、という理由もあると思いますが。)
でも、よく考えたら結婚指輪だけではないんですよね~。
そのファッションは、仕事にふさわしいか。
男性よりも女性の方が基準が甘くなりがちなので、注意が必要ですね。
【関連記事】
・ビジネス社会で賢く生きる
求む、働く女性のためのサービス [ ビジネスファッション]
働く女性(それもガンガン働く女性)は、マーケットから忘れられているのかしら?
それなりの購買力を持っているだろうに、 優先度が低いみたい。
少なくとも私の友達たちは、そう感じているようです。
友達は「ファッション雑誌や生活実用情報誌は、読む気にならない」と言っていました。
彼女たちにしてみれば、ピントがズレすぎているとか。
ファッションは会社では着られないものばかりだし、生活情報は手間がかかりすぎだそうな。
(「簡単レシピ」と銘打ってあっても、彼女たちには全く簡単じゃないらしい)
服はブランドにこだわっていないから、それなりの品質でそれなりの値段であればよい。
それより、ちゃっちゃと買いたいそうな。
とにかく、彼女たちは忙しいので時間がない。
それなのに、自分たちをターゲットとしたビジネスが少ないことに苛立っているようでした。
そんな中、見つけたのが朝日新聞デジタルのコラム「私のミカタ」(→★)
ワーキング・ウーマンのためのコミュニティサイトewomanの意識調査から毎月1つテーマをピックアップ。
週1回、テーマに沿った意識調査、月1回、株式会社イー・ウーマン代表取締役社長・佐々木かをりさんのエッセイを紹介。
佐々木かをりさんも「OL」と呼ばれる人とは違う「働く女性」がファッション・美容の新市場に
なると捉えています。(→★)
また、イー・ウーマンの調査によると(→★)
「いい仕事をするために、ファッションは重要だと考えていますか」に、「はい」と回答した人は、85.5%。「仕事に出かける時、どのような視点で服をえらんでいますか」の問いには、「おしゃれな、自分に似合う服かどうか」が10.9%に対し、「仕事で会う相手に信頼してもらえる・仕事姿勢を表現する服装かどうか」が46.2%。仕事に、服が影響していることは、少しずつ働く女性たちも認識しているようだ。
だそう。
これは、私が日ごろ感じていたことそのまま。
(このことは、別ブログ「ビジネスでのファッションは仕事のセンス」でも考察しています)
なかなか面白いデータが揃っています。
ちょっとまじめに読んでみよう。
お仕事着の必須アイテムだったもの [ ビジネスファッション]
秋冬用の布小物を出しましたが、一番多いのがエトロのストール。
秋冬用のWOOL70%/SILK30%のものは9枚あります。
ほとんどお蔵入りのレースのハンカチと違い、エトロのストールはヘビロテしています。
特に、IT企業に勤めていた時は。
その会社、元々は社内ではそんなに服装に厳しくはなかったんです。
でも、顧客先に行ったり、自社で顧客と打ち合わせすることが多くなると(=ポジションが上がると)、やはりきちんとした、顧客に信頼される服装でなければならない。
そのため、どうしても男性のスーツみたいな格好になってしまう。
上着は少しソフトな感じにしても、色は無難な黒・紺・グレー(固くない業種の顧客ならダークブラウン・カーキ)など。
派手になるより、地味なほうがよいという暗黙の了解があるため、シャツを派手にするのは違和感がある。
(最近は、ビジネスで派手なシャツを着ている男性もいますけど、きっとそれが許される業種は限られると思う...)
でも、それだとあまりに素っ気無い上、ポイントがない。
胸元にジュエリーという手もありますが、あまり目立つものはねぇ...
で、男性がどうしているか?と考えると、ネクタイで色を指しているんですね。
しかし、私にはネクタイは苦しいし、まるっきり背広っぽくなっちゃうのも嫌。
そこでネクタイに代わるものとして使用していたのがストール。
矢沢永吉風にシャツの上から肩にかける。
上着を着れば少ししか見えないから派手ではないし。
私はちびなので、縦の線ができるのもグッド。
(たまには気分をかえて、前で1回結ぶか、柔らかめにネクタイ結び。)
と、ネクタイ感覚で使用していたエトロのスカーフ。
買ったところも、サラリーマンの聖地新橋のディスカウントショップ「キムラヤ」
エトロのスカーフは多分私がもっている唯一の海外有名ブランド品なのですが。
これにブランドのサービスは期待していないし、そのため値段もかなりディスカウントされていたと思います。
雑誌で見かけるビジネスシーン用の服装は、私の(旧)職場とはちょっと違う気がします。
一般の会社は、あんなに自由な服装ができるのかしら?
うらやましい。
歩き回れる靴が欲しい [ ビジネスファッション]
私の足は、幅広・甲高の伝統的?な日本人足。(長さは22.0か22.5と小さいのに)
おしゃれで華奢な靴ではすぐ歩けなくなるわがままな足です。
そんな私が仕事用に愛用していたのが、アシックスのWALLAGE(ブランド名です)。
最初に買ったこのサンダルは、地下鉄1駅分を走れるくらい足にフィットします。
(もう体力的に無理ですが...)
しかも、切り替えのため足の幅が小さく見える。
その後、WALLAGEで何足も買ったけれど、これを超える履き心地はないです。
かなり履いたので買い換えたいけれど、既に廃番。
アシックスから秋のカタログが来たので、いいものないかなと見ているとWALLAGEブランドの靴がない。
WALLAGEってなくなったの?(似たブランドpedalaに統合されたのかも)
足に優しい靴って、なぜかおばさんっぽくなる。
働く女性には敬遠されて、苦戦していたのかしら?
今後、どうしよう?
とこぼしたら、友達が「新宿京王百貨店の靴売り場がいいらしい」と教えてくれました。
足に優しい靴が充実して、デザインのバリエーションも豊富だとか。
しかも、震災時に歩き回る羽目になった経験からか、今は長く歩ける靴が売れているとの情報も。
となると、歩きやすさと見た目が両立した靴が今後多くなるかも?
期待して探し回ってみようっと。
センスが問われるスーパークールビズ [ ビジネスファッション]
うちの周りには、小さいアパレルメーカーが結構あります。
時々、会社の入り口や倉庫で製造元直販のセールを行っていることが。
靴下10足1000円、毛皮のマフラー2000円、タオル1枚100円(アパレルじゃないか)。
自分と好みが合えば、結構お買い得。
今日は、シャツ会社がセールをしていました。
行ってみると紳士服がメインらしく、女性ものはほとんどなし。残念。
2着1500円、1着1000円~2000円のコーナーがあり、生地も意外によい。
来ていた女性たちが、旦那さんの(?)Yシャツを大量に買っていました。
今年はスーパークールビズなのに、Yシャツもそれなりに需要があるみたいですね。
サービス業は、スーパークールビズしにくいからかな?
(まぁ、これも慣れの問題で、慣れてしまえば違和感なくなるのだろうけど。)
それより、旦那さんはスーパークールビズスタイルが似合わないからだったりして
格好良いスーパークールビズスタイルにするのは、案外難しいかも。
特にアラフォー以上の男性には。
背広・ネクタイ・Yシャツって、どんな男性でもそこそこ格好良く見えますからね。
それに甘えておしゃれの練習をしてこなかった男性には、この夏の服選びは大変かも。
相手に不快感を与えず、機能性もあり、自分をきれいに見せてくれる服はどれか?
これでようやく男性も、働く女性の洋服選びの大変さが分かるでしょうね。