網戸掃除は大掃除 [ 親のこと]
今日は、友達と軽くお食事をしてきました。
彼女のご両親は、ふるさとで2人暮らし。
体も弱くなっているので、介護認定を受けているそうです。
彼女の話は、私が知らないことが多く勉強になります。
で今回ビックリしたのは、網戸の掃除は大掃除だという定義。
大掃除は介護保険の対象外なので、網戸掃除も介護保険対象外。
確かに、網戸にホースで水をかけてゴシゴシなら大掃除ですよね。
うちは100均の網戸ワイパーで拭くだけだから、窓拭きと一緒にやります。
大掃除の意識なかったなぁ。
と言ったら、窓拭きも介護保険の対象外だそう。
ホームヘルパーさんに頼めるのは、「日常生活の援助」の範囲だそうです。
草むしりや花木の水やりなどは、やらなくても日常生活に支障がないので範囲外、
大掃除、窓拭きなどは日常的に行われる家事の範囲を超えるので範囲外だそう。
ホームヘルパーさんはお手伝いさんとは違う、という意識が大切なんだそうです。
ということで、さっそく図書館で下の本を予約しました。
あれ?ホームヘルパーと介護ヘルパー?違うの?同じ?
まだまだ知らないことが多そう…
早めに勉強しなければ。
便利な世の中になりましたが [ 親のこと]
東京は、今日13日から16日までがお盆。
スーパーのちらしに「新盆」と書いてあり、あれれ?と思いました。
新盆って、亡くなって初めて迎えるお盆のことじゃなかったでしたっけ?
Wikipediaによると(→★)、お盆には、
1. 旧暦の7月15日(旧盆)
2. 新暦の7月15日
3. 新暦の8月15日(月遅れのお盆、旧盆)
の3パターンがあるそうな。
1は旧暦のお盆で旧盆、でも2を新暦のお盆だから新盆というのは一部みたい。
全国的には、3の月遅れのお盆が主流みたいですね。
言葉がズレて来ているのは、土地による違いもあるでしょうが、特に都会では
お盆が身近な存在でなくなっているからかもしれません。
で、お盆には関係ないですが、実家に帰りました。(実家は関東近郊)
帰る度、親の衰えを実感します。
気力・体力がだんだん落ちてきている…
私自身が気力・体力の低下を実感するくらいだから、親は尚更なんですね。
先週末から、この暑さもあって食事の準備がままならないとこぼしていたので、
しばらく私がネットで手配できるセブンミールを頼んでいます。(→★)
親の感想は「味はまぁまぁ、非常に助かる」だそうです。
手間がかからず、栄養も考えられているので、自分で適当なものを作るよりマシ。
500円以上だと送料無料ですし。
(セブンミール以外にも、似たようなサービスがあるようです。)
最近、スーパーで店員さんが商品をピックアップしている姿をよく見かけます。
ネットスーパーの注文ですよね、きっと。
この暑さだと、お年寄りだけでなく、妊婦さんや一般の人も助かるでしょう。
ホント、便利な世の中になりました。
ただ、うちの親はIT(ネット)に弱い。
だから、自分で注文できない。(セブンミールは電話注文できるみたいですけれど)
何より、そういうサービスの情報を集められない。
これは、QOLに影響します。
私も今はITを使いこなせますが、この先、年をとった時もついていけるかどうか。
そういうところの貪欲さだけは失わないようにしないと。
技術者の方には、お年寄りが楽に操作できるITの開発をお願いしたいわ。
一足早く [ 親のこと]
GW突入前ですが、実家に帰省しました。
と言っても実家は電車で2時間のところにあり、しかも日帰り。
子供が長く居ると親の生活ペースが乱れて疲れるからと、意外に不評。
帰った後の布団干しが大変だとグチられたことも
親としては、逆に東京に出てきてホテルとかに泊まりたいみたいです。
という訳で短い滞在でしたが、疲れました~
なにせ、肉体労働が多い。
やはり親は力がなくなっているので、力仕事を頼まれる。
う~、また腰の調子がおかしいかも。
で、肝心の親の老後問題。
この前渡した「親のニーズを確認するヒアリングシート」(→★)は忘れ去られていました
最近は親の体力の低下を実感するので、それなりに考えて欲しいんですが。
やはりこの問題、何度も言わないと親は動かないんですね。
親の老後問題に向き合う第一歩 [ 親のこと]
親の老後について、常々気になっていました。
親は何も言っていないけれど、子供のことをどれだけ当てにしているのかな?
親が元気なうちに意向を確認しておくため、この本にあった
・親のニーズを確認するヒアリングシート
(体が動かなくなった時、一人になった時どうしたいか、
治らない病気になった時、余命・病名の告知はどうして欲しいか、
などの質問に希望を答える)
を親に記入してもらうことにしました。
同時に、子供(私たち兄弟)も
・子供側のニーズを確認するヒアリングシート
を記入することに。
親は「まだ早い。縁起でもない」と言うかと思ったら、そうでもなく。
体力の衰えを実感しているからかしら。
延命処置は嫌だということをはっきりさせておきたいだけかもしれませんが。
さてさて、どのような答えが出揃うでしょうか。
施設は絶対嫌、どうなっても子供に介護して欲しいとあったらどうしよう
70歳すぎた親をささえる72の方法 [ 親のこと]
『70歳すぎた親をささえる72の方法』という本を図書館で借りてきました。
以前、『親が70歳を過ぎたら読む本』という本を買いましたが、そちらは副題の通り、
「相続・認知症・老人ホーム」をメインに書いた本。(この本の話は→★)
それに対してこの本は、「離れて暮らす親をささえる」という視点で書かれています。
(目次は、Amazonの「なか見!検索」で見られます。)
仕事をしているので同居は出来ないという人も多いはず。必要な情報ですよね。
出来れば、本当に親が倒れてからよりも、親が元気なうちに情報を仕入れておきたい。
なかなか参考になりそうです。
すぐに対応しようかと思ったのが、
「言った」「言わない」の言い争いにはファックスやメール
という項目。
最近、こちらが伝えてもすっかり忘れていることがありまして。
認知症というわけではないけれど、やはり歳なんですね。
老眼のためメールがかなり苦手なので、ファックスがいいかなぁと。
しかし、実家にはファックス電話機があるけれど、うちにはないんです。
コンビから送ってみたけれど、番号非通知になっているらしく着信拒否されました
あ!頭に186をつければよかったのかしら?
が、コンビニにわざわざ行くのは面倒ではあります。
低機能のファックス電話機なら1万以下ですけど、うちには置くスペースがない…
掃除ロボットもお年寄りにはいいそうです。
食器洗い機は考えていましたが、お掃除ロボットは盲点でした。
そして、「体が衰えてからの家電変更は難しい」という言葉に納得。
石油ストーブに慣れた親にオイルヒーターをあげたら頼りないと放置された例もあるそう。
う~ん、危なくなる前にガスコンロからIHに換えた方がいいのかしら?
やはり色々なケースを知っている人の話は参考になります。
また違うタイプの本をもう1冊ぐらい読んでみようかな。
親が70歳を過ぎたら読む本 [ 親のこと]
日本人の健康寿命が男性は約70歳、女性は約74歳(→★)
と知ってから、親の老後に対する危機感が強まった私。
図書館でこんな本を借りてみました。
第1部 親が70歳を過ぎたら元気なうちにやること
第2部 親の身体が不自由になってきたらやること
第3部 親の判断能力が不十分になってきたらやること
の3部構成で、第1部は
第1章 老人ホームの情報収集を行う
第2章 相続トラブルを予防する
第3章 認知症による生活トラブルを予防する
・・・と続きます。(詳しい目次はAmazonのなか見!検索で見られます)
最後はお世話になるであろう介護施設のチェックポイントが詳しく記載されていたり、
「家族でも亡くなった親の口座からお金がをおろせないことある」など知らなかった
注意点が具体的に指摘されていたり。
役立ちそうなので、購入して手元に置くことにしました。
ですが、私は理解できても、親は無理だろうなぁ~という気持ちが半分あります。
まだまだ大丈夫だとか、縁起でもないと言って、きっと何も考えないだろうなぁと。
しかし、私の人生を壊さないためにも、できることはやっておかないと。
そろそろ直面?親の老後問題 [ 親のこと]
今日は、親の病院受診に付き添ってきました。
11:30の予約なのに、受診できたのは14:30!
今日は激混みだったので長過ぎではありますが、大病院って本当に待ち時間が長い。
病院に行って、かえって体調が悪くなる人もいるんじゃないかしら。
今回は母の調子が悪かったのですが、母がふらついても父は支えきれず。
共倒れになりそうな雰囲気です。
なんだか急に両親ともに足腰が弱くなった感じがします。
でも、気持ちだけは「まだ大丈夫」と思っているよう。
それはいい事ではありますが、将来のことをあまり真剣に考えていないという悪い面もあり。
プライドを傷つけないでいい方向に軟着陸するには、どうすればいいのか。
親の老後問題という難題に直面する時が近くなっている感じがします。
父の日 [ 親のこと]
今日、うちの近くのケーキ屋さんに行くと、7人くらいのお客さんが。
いつも、だいたい人がいないので、あれ?と思いながらも、待ち行列に。
私の前のオーダー待ちの人は、4人とも2、3千円台の大きなケーキを買いました。
「お父さん ありがとう」のメッセージつきで。
今日が父の日だとは知っていましたが、父の日とケーキが私には結びつかなくて
小さい子供がいる家庭で、おかあさんがケーキを買うのは想像できたのですが。
並んでいたのは、あきらかに独身そうな女性と、30代くらいの男性。
ふ~ん、今は30代くらいの男性でも、一緒にお酒ではなく、一緒にケーキなんだ。
(いや、両方かもしれないけれど。)
甘党の男性が多くなったのかしら、などと思いながら、ケーキ屋を出ました。
ちなみに、うちは電話だけです
父の日に拘らず、必要なときに必要なことをする家族であればいいのかなぁと。
大切なのは、相手にとって必要だと思うことを自らの意志でやるってこと。
それが父の日でもいいし、他の日でもいいかなぁと。
そこで思い出したのが、親友のことです。
彼女のおうちは、父の日などの行事を子供がちゃんと祝わないと大変になる家庭なのです。
(毒親とか、機能不全家族とか、共依存とか、アダルトチルドレンとか呼ばれるもの)
自由意志ではなく、強制。巧妙な支配。
彼女は、どんな父の日を送っているんだろうか。
日本に、そういう人がどれだけいるんだろうか。
あ、私がケーキ屋に行ったのは、友達の家に遊びに行く手土産を買うため。
昨日、無買宣言をしたけれど、これは買わないとね。
(自作する時間も、腕もないもので)
もっとも、無買週間中でも玉子や牛乳などの必需品はなくなったら買うつもりです。
【関連記事】
親の誕生日・父の日・母の日を大切にしないとダメな友達のお話です。
・怒りに打ち勝つ
怒りに打ち勝つ [ 親のこと]
先日、友達のおうちに遊びに行きました。
ちょっと前が彼女のお誕生日だったので、ムースのデザート持参で。
(二人ともダイエット中だったので、できるだけカロリー低そうなものを)
話を聞いていると、出るわ出るわ、ご両親の愚痴
彼女がご両親のお誕生日、結婚記念日、父の日、母の日のお祝いを贈らなかった(遅れた)ら、えらい嘆いて彼女を散々非難するくせに、彼女のお誕生日には「おめでとう」すらなかったそう。
この程度のことはかわいいもので、その他もろもろ、相変わらず「毒親」なご両親にため息。
先月Eテレで放送していた「100分 de 名著」の「真理のことば ブッタ」では、(→★)
子供を育てるのは親の義務だが、育てた後の子供の人生は子供のもの。
親は自分のものでない子供の人生に執着してはいけないと言っていました。
母親と娘の問題はいろいろな本になっていますが、ブッタの言葉は普遍的であるゆえに、奥深いです。
彼女には、ブッタのこの言葉をおくりたいと思います。
怒らないことによって怒りに打ち勝て。
善いことによって善からぬことに打ち勝て。
布施することによって物惜しみに打ち勝て。
真実によって嘘つきに打ち勝て。
あなた自身が、「怒りっぽくて、勝手で、物惜しみで、嘘つきだ」と思っているご両親と同じレベルになっては駄目だよ~。
まさに修行だけれど...
『うちの親には困ったものだ』を読んでみた [ 親のこと]
そろそろ、親の老後が気になる年代になってしまいました。
と言っても、下手に口を出すと親の機嫌が悪くなる。
年をとって、これからますます親が頑固になると困るなぁ。
こちらも事前に少し知恵をつけておこうと図書館で本を借りてきました。
ちょっと想定したものと違う内容でしたが、なかなか面白かったです。
この本で言う「困った親」とは、
マメに電話をかけないとパニックになる親、
旅行に出ようとするたびに病気になる親、
態度がころころ変わる親、
何でも思い通りにしたがる親など、
扱いにくいために、子供が精神的に消耗する親のことです。
その対処法は、「共感などの思いやりを親に示しつつも、自分の人生を大切にする。
そのためには自分ができることの境界線をはっきりさせ、ヘルパーなどの専門家との
役割分担を考える。このタイプの親の要求は際限がないので、親を完全に満足させる
ことは考えない。」という感じでしょうか。
この対処法は、いわゆる「クレーマー」への対応と似ている気がします。
クレーマーが嫌な気持ちになったことには「それは嫌だったでしょう」と共感しつつも
出来ないことは出来ないと言い、1人で対応仕切れないケースはチームで対処する。
ここに書かれていることができれば、立派なクレーム処理係になれそう。
最近では、組織内クレーマーなんていうのもいますから。
私の親に対する態度には、この「共感」が少なかったかもしれないなぁと反省。
共感と相手の思い通りになることは違う、というのがミソ。
これが人間関係の知恵かもしれません。
手ごわい相手だと、そこを突かれそうだけれど。
ところで、このような困った親に関する本で有名なのは『毒になる親』でしょうか。
「毒になる親(毒親)」とは、(私の理解では)「子供の人格を尊重しない親」です。
なぜか私の周りには、2人も毒親を持つ友達がいます。
毒親は自分と子供が別の存在であることを理解せず、平気で子供の領域を侵犯します。
だから、『うちの親には困ったものだ』に書かれた対応が本当に成り立つのかな?という疑問も。
毒親から精神的に独立できた子供でないと、毒親の餌食になりそうな気が。
私の友達の1人は親の精神的呪縛からだいぶ離脱してきましたが、もう1人はまだまだ。
親の声を聞くだけで、怒りや落ち込みなどで精神的に不安定になるそうです。
そんな人は、なにより自分の精神の安定が最優先ですから。
この本で「困ったどころではすまない、毒をまきちらす親」に対処できるかどうかは不明ですが、
「ちょっぴり困った親」への対応のヒントにはなりました。
また、「当然のようにずうずうしい要求をしてくる人」への対応法としても、いいかも。
親の老後については、こちらでも書いています。 → 親の老後