シュークリーと麒麟 [ 銀座・日本橋・人形町]
土曜日の友達の集まりですが、みなそれぞれにお持たせ持参でした。
人形町近くに住んでいる友達のお持たせは「シュークリー」。(→食べログ ★)
ゴマ風味の固いシューに濃厚なクリームで、とても美味しかったです。
私のシュークリームのイメージとは違いますが、行列の出来る有名店だそう。
平日は勤め人で激混みなのに対し、土曜日の方が並ぶ人が少ない気がするとか。
今度、チャリで行ってみようかな。
1枚だけ撮ったのですが、上手く撮影できませんでした。
友達の集まりの中で写真撮るのって、何だか苦手なもので。
やはり、話に集中したいから。
という訳で、私が持って行ったチョコの写真すらありません。(→「今年のチョコ」)
(ちなみに私が食べたのはベリー味で、あまずっぱくて美味しかったです。)
彼女によると、人形町は今映画「麒麟の翼」のポスターだらけだそうな。(→映画のHP ★)
確かに、新参者シリーズのおかげで人形町もちょっと有名になったかも。
そういえばこの前チョコを買いに行ったとき、えらくおしゃれをしたお姉さんがスマホで日本橋の麒麟像を撮っていました。映画はヒットしているのかしら?
しかし、日本橋って本当に雰囲気があって立派です。
上の高速だけが残念だけれど。
カステラ一番♪ [ 銀座・日本橋・人形町]
昨日は日本橋を歩き回ったので、最後は甘いもの狙いで三越の催事場に行きました。
やっていたのは、「味と匠の大中央区展」
お目当ては、文明堂(日本橋)の「ふんわりカステラ」600円。
朝工場で焼き上げたふんわりカステラを会場で切り分けて販売しているとチラシにありました。
出来たては柔らかく崩れそうなので(ショートケーキ入れるような)箱入りだそうな。
越後屋若狭の水羊羹みたい。
切る時、柔らかくすぐに凹んで切りにくかった。(包丁はちゃんと研いでいるのに。)
私のカステラのイメージは「しっとり」だけれど、それとは違う感触。
(手前の断面はお店が切ったところ。奥が私の切った断面。ボコボコです)
買ってきた当日に食べてみると、確かにふんわり、軽い感じ。
食べ切れなかったので今日も食べてみると、しっとり感が増していました。
私はカステラはしっとりしたのがいいかなぁ。
そんな私は、いつか銀座文明堂の「天下文明極上カステラ」を食べてみたい。
[箱サイズ]303 x 155 x 79 mmで6,300円ってどんなカステラなのかしら?
デパートの催事で1切れ売りしてくれないかしらねぇ。
ところで、日本橋の文明堂と銀座の文明堂って別会社なんですね。
株式会社文明堂東京と株式会社文明堂銀座店。
文明堂は他にも数社あるそうです。
「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」というCMは関東地方の文明堂数社が共同で制作したものだとか。
だけど、会社ごとに別のカステラを扱っていたり、味が違うらしい。
(すべてwikiからの情報)
だったら、せっかくの「大中央区展」だから、日本橋と銀座のカステラを味比べできる詰め合わせでも販売してくれれば面白かったのになぁ。
デパートの催事も、もう少し捻ればもっと面白いのにね。残念。
銀座 [ 銀座・日本橋・人形町]
松坂屋銀座店は2013年に閉店となるそうな。
周辺を含めて再開発、銀座最大の商業施設が2017年にオープンする予定だとか。
(その商業施設に松坂屋が入るかは未定)
社会人生活を銀座のお隣の新橋勤務から始めた私には、銀座と言えば「大人の街」。
売っているものが高いとかではなく、大人の流儀が支配する独特の雰囲気があった。
(あると思っていただけ?)
銀座和光なんて、怖くて入れなかった。
(営業時間が短すぎて、定時退社後に行っても閉店していたためもあるけど。)
松坂屋は、新橋から近かったけれど、ほとんど素通りだったかも。
乗り換え駅近くの百貨店と変わらない、と私には感じられたので。
それじゃ銀座に行く意味がないと。
ちょっと緊張するけど、知らない世界が楽しみでもあった銀座。
でも最近は、銀座に「大人の街」を感じないなぁ。
ではなく、どの街も似たような感じになってしまったからでしょう。
地方都市が東京と似たような状態になるのは、まだ理解できる。
けれど、東京にいくつも同じような街を作ってどうするんだ?と思う。
「こんな街にしたい!」というしっかりしたコンセプトがなく、集客するには?のみを
考えると同じ結論に至ってしまうからなんでしょうね。
新しい商業施設が、新しい銀座らしさを作り出してくれることを祈ります。
伝統工芸の生き残る道は? [ 銀座・日本橋・人形町]
日本の金工(金属工芸技術)は独特で、明治以来海外にも愛好家がいるほどです。
展示会には、そんな感じの作品が多いです。
(受賞作品はこちら →(PC link 第40回 伝統工芸日本金工展 受賞作品)
私は、ほんのちょっと、本当にちょっとだけかじったこがあるので、
「すごい技術だわぁ~」と感動するけれど、正直「地味~」って気もする。
現在生活に合うのかなぁ。
来ている人も50代以上の人ばかり。
(まぁ平日で来られる人は、そんなものではあるが)
20代っぽい人も、その道の人みたいだし。
これって、絶滅危惧種だってことじゃないかしら?
このまま行ったら、廃れてしまうのかも。
せっかくすばらしい技術なのに、勿体ない。
何かが少し変われば、もうちょっと若い人にもアピールできるのは?
例えば、伝統技法の「木目金(杢目金)」
海外の作家さんが作ると、こうなったりします↓
(pc link http://www.mokume.com/)
海外の作家さんの影響を受けて、最近は日本でも木目金のリングなどを
作る会社が多くなってきました。
でも、もうそろそろ、日本の伝統技術を使いつつ伝統を超えた作品が
日本から出てきてもいいのではないかと。
フェラーリのデザインをした奥山清行さんの山形工房みたいなのが。
しかし、開催場所が「日本橋三越」というのも、どうかと思う。
同じ三越でも、「銀座三越」ぐらいにしたらいいのに。
そうしたら、そこに集まる人に受け入れられる作品も選ばれるでしょ?
元々こういうものが好きな人はどこでやっても来るはず。
既存顧客も大事だけれど、新規顧客開拓しないとまずいのでは?
と他人事ながら心配だわ。