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日本人はいじわるがお好き?!らしい [ ちょっとだけ気になる]
今日の朝日新聞の「ザ・コラム」に面白い話が載っていました。
大阪大学社会経済研究所の西條辰義教授(→★ )の一連のゲームによる実験の結果、
どうやら『日本人は「いじわる」がお好き?』らしいというのです。
簡単に要約すると、公共財をみなでお金を出し合って作ろうとすると、日本人は最初は米国人や中国人より「ただ乗り」を目指す人(これも「だし抜く」といういじわる)が多い傾向にあるけれど、それを見た他の人が「ずるは許せない」とばかりに自分の損もかえりみずに足を引っ張る(いじわるをする)ので、ゲームを続けるうちに「協力しないと後が怖い...」と悟り、最後は米国人より協力的になる、というもの。(実験の詳細データはこちら→PDFファイルが開きます ★ )
ザ・コラムは、これを紹介した後に政局の話になるのですが、政局だけではないですよね。
私も自分が損しても「ずるは許せない」と行動する傾向があるかも。
(「ただ乗り」は目指さないつもりですが)
電車待ちで割り込もうとする人をブロックして乗るのが遅くなり、つり革につかまれないとか...
割り込むのはいけないと注意するのではなく、割り込みを邪魔するんですね。
ずるしようとしている人とある意味同じレベルの行動をしていたのかぁと思うと苦笑い。
が、行動範囲も広がり新しい事も次々と起こる現代で「続けるうちに悟る」が成り立つのかな。
結局、これからの日本は学習する暇もなくみなが損するだけで終わるとなりそうで怖い。
少なくとも私自身は枝葉末節ににとらわれて大局を見失うことがないよう気をつけないと。
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