伝統工芸の生き残る道は? [ 銀座・日本橋・人形町]
日本の金工(金属工芸技術)は独特で、明治以来海外にも愛好家がいるほどです。
展示会には、そんな感じの作品が多いです。
(受賞作品はこちら →(PC link 第40回 伝統工芸日本金工展 受賞作品)
私は、ほんのちょっと、本当にちょっとだけかじったこがあるので、
「すごい技術だわぁ~」と感動するけれど、正直「地味~」って気もする。
現在生活に合うのかなぁ。
来ている人も50代以上の人ばかり。
(まぁ平日で来られる人は、そんなものではあるが)
20代っぽい人も、その道の人みたいだし。
これって、絶滅危惧種だってことじゃないかしら?
このまま行ったら、廃れてしまうのかも。
せっかくすばらしい技術なのに、勿体ない。
何かが少し変われば、もうちょっと若い人にもアピールできるのは?
例えば、伝統技法の「木目金(杢目金)」
海外の作家さんが作ると、こうなったりします↓
(pc link http://www.mokume.com/)
海外の作家さんの影響を受けて、最近は日本でも木目金のリングなどを
作る会社が多くなってきました。
でも、もうそろそろ、日本の伝統技術を使いつつ伝統を超えた作品が
日本から出てきてもいいのではないかと。
フェラーリのデザインをした奥山清行さんの山形工房みたいなのが。
しかし、開催場所が「日本橋三越」というのも、どうかと思う。
同じ三越でも、「銀座三越」ぐらいにしたらいいのに。
そうしたら、そこに集まる人に受け入れられる作品も選ばれるでしょ?
元々こういうものが好きな人はどこでやっても来るはず。
既存顧客も大事だけれど、新規顧客開拓しないとまずいのでは?
と他人事ながら心配だわ。
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