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デス・マーチ [ 仕事に役立つ言葉]
デス・マーチ=死の行進
ニュースを聞いていたら、この言葉を思い出しました。
前に私が仕事していたIT業界でよく使われていた言葉。
非常に簡単に言うと、死ぬほど働いても働いても終わりが来ない状況のこと。
デス・マーチの主な原因はマネジメントと言われています。
だから、デス・マーチなプロジェクトのメンバはマネジメント層の批判を始めます。
「方針が行き当たりばったりすぎる。」
「計画がずさん。作業量の見積もりもせず、えいやで作っただけ。」
「思いつきで言うな。自分は動かないくせに。」
確かにメンバは過酷な労働(長時間勤務、徹夜、休日出勤)をしています。
大抵プロジェクトメンバが非常に多いので、1人で変えられることは限られています。
愚痴るしかない状況ではあります。
そういう状況でもなお、こう言った人がいました。
「そういう態度は、顧客に対し不誠実だ。」
つまり、「顧客は、個人ではなく組織に成果を求め、対価を払っているんだ。
組織の誰々が無能だとか、誰々が働かないだとか言って、顧客を忘れてはいけない。
プロなら、批判ではなく提案をせよ。あきらめるな。働きかけよ。」と。
与党も野党も、死ぬほど働いてもいないくせに文句が多いですねぇ。
プロとは程遠い状況だわ。
ところで、政治の場合、国民は顧客なんでしょうか?
そういう面はあるでしょう。
しかし、国民は当事者、メンバの一員でもあるんですよね。
「政治家が駄目だ」なんて言っていたら、あの先輩に言われるだろうな。
「まるで、自分が組織外であるかのようなモノの言い方だね」
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