SSブログ
★ 本ブログにはアフィリエイト広告が表示される場合がございます。

成長と停滞 [  理想のわたし・ダメなわたし]

先週末、私より年上の友達の家を私より年下の友達と訪問しました。
3人は昔、同じ会社の同じ部署にいた仲。
今その会社にいるのは一番若い彼女だけですが。

年上の友達のお宅に行った目的は、部屋の片付けプレッシャーを与えるため。
家の主は片づけが苦手なんです。
(もう5年以上前から片付いたことなし[あせあせ(飛び散る汗)]
2LDKのお家に一人で住みながら、2部屋は物置同然になっている。
しかもLDKには未整理のものがばさっと置いてあるし。
そうなる主な原因は、忙しすぎるからなんですが。

若い彼女が
「取り敢えず使わないものは1つの部屋に集めて、まずは落ち着いた1LDKにしてみては?」
と提案。
が、家の主は
「駄目!目に見えるようにしておかないと忘れ去って片付けなくなる。」
と全く聞く耳なし。
若い彼女が
「これだけの量を1つ1つ中身を確認してコツコツ片付けるのは大変な作業量。
作業方法のコペルニクス的転回が必要なのでは?
でないと、絶対終わりませんよ。
今使っているものだけ1LDKに置いて、使っていないものを1部屋に移動。
必要なものが出てきたら1LDKに戻し、半年後に廃棄とかは?」
と言っても、
「1年経って必要だと気が付くかもしれない。コツコツ整理する。」
と頑として受け入れない。

う~ん、家の主は目的を見失っている気がする。
なんのため片づけをするのか?
心地よく暮らすためではないのかしら?
手段である片づけが目的化しているような...

「後で必要と分かるのが心配なら、気が済むまで保存しておけばいいのでは?
どうせ部屋が余っているんだし」
と、私が若い彼女の肩を持つと、家の主は猛反発。
「片付けには、人それぞれにあった方法がある。
私の場合、片付けるべきものが見えていないと駄目」
今片付いていないんだから、その方法が有効でないのは明らかなんだけど[たらーっ(汗)]
でも私は「今何を言っても無駄」と言うのをやめてしまった。

が、若い彼女は家の主が気分を害さない程度に粘る、粘る。
彼女は立派なシステムエンジニアになっているんだろうなぁ。
顧客が本筋から外れた所に話を持って行っても本当の目的を見失わず、
どんなに顧客が自分の考えに固執しても丁寧に対応して状況を改善しようとする。
当然のことながら、納期とコスト意識もあるし。
仕事ぶりが想像できるわ。
成長したなぁ、彼女。

一方で、家の主。
思い込んだらブルドーザー並みの馬力で困難な状況を打破するという長所が、
ここでは人の意見を聞かないというよくない傾向に加担している。
長所はちょっと間違えると短所にもなりうる。
しかし、昔はこれほど頑固ではなかったような。
どうして人の話に耳を傾ける柔軟性がなくなってしまったんだろう?
歳のせいか、環境のせいか[あせあせ(飛び散る汗)]

「人それぞれの方法」は大切にすべき。
けれどそれは、どんな時でもいつまでも絶対という訳じゃない。
常にそれが今このケースで有効か俯瞰的にチェックする謙虚さがないと。
自分に自信を持つことと謙虚さを持つことは両立できるはず。

家の主にタイプが近い私は、少し冷や汗をかきながら思いました。
私もこんな感じで他人の言うことを聞いていないのかなぁ。[ふらふら]


RSS1.0このブログの更新情報が届きます(RSS1.0) ←左のリンクから「フィードを購読する(無料です)」をクリックしてブラウザに登録すると、更新通知が自動的にブラウザに表示されます。詳細はブラウザのヘルプご参照。
★ お役に立てる部分がございましたら、以下のボタンのクリックで応援していただけるとうれしいです!


web拍手 by FC2
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。