ガセネタ [ ちょっとだけ気になる]
昨日は、『相棒ten』が最終回でした。
伏線が放置されたままだよ~という不完全燃焼感と、次シリーズで解き明かされるんだよね
という期待感に満ちています
で、ドラマの内容とは別に気になるのが、2/15の女性自身PCサイトが報じた(→★)
最終回のシナリオは次のような内容だった――。水谷演じるキャリア警部の杉下右京と、及川演じる後輩刑事の神戸尊が、ある問題で意見が対立。神戸は、強く反対する右京の意見を押し切って、ある人物を誘拐してしまう。その勝手な行動に上司の右京は激怒。そして、神戸は他部署への左遷を命じられ、相棒の2人は解散する……。
という記事。
私には、右京さんが「激怒」したようには見えず、「左遷」とも違うような。
私にとっては、ガセネタでした。
なんでこんな記事が出てきたか、3つの可能性を思いつきました。
1.情報提供者は、シナリオをそれなりに読んでいるけれど、捉え方が私と違った。
2.情報提供者は、本当はシナリオの全体を知らない。
→又聞きだった。あるいは、断片的な情報を元に自分の想像を交えて語った。
3.人々の関心を呼ぶように、わざと(真実と若干異なる)インパクトのある情報を流した。
→番組サイド?女性自身サイド?どちらとも深く関係のない人の可能性も
こんな「具体的、客観的な記述がない」記事は、普通は無視しますね。
(客観的記述:右京さんが机を叩き、「○○」と隣に響くほどの大きな声で言った)
しかし、放送前なのであえてぼかしていると思って色々考えちゃいました。ファンなので。
考えた時間を返せ~という感じです。はい。
たかがテレビ番組だから深く考えなかっただけ。ガセネタに惑わされても仕方がない。
ではないですよね。
震災の時に痛感したけれど、ガセネタを見破ることは現代社会では生き残るために重要。
常に訓練しておかなければ。
出来るだけ「1次ソース(原典)」にあたること。
客観的記述と主観的記述を分類して、客観的記述から考えること。
充分な情報を得てから判断しても遅くないケースは、判断を保留すること。
最終回が放送されれば結果は明らかなので、その前に考えるのは無駄だったわけ。
私は、まだまだ修行が足りません。
そのうち結果が分かるのに労力をかけているといえば、開票速報を思い出します。
本当のプロの仕事とは何かを、開票速報から考えてみた記事です。
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プロのお仕事
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