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仕事をする理由 [  仕事に役立つ言葉]

朝日新聞の求人欄のコラム「仕事力」は、4週にわたって村木厚子さんのお話でした。
郵便不正事件で捜査資料改ざん・隠蔽によって逮捕・起訴されるも、無罪となった方です。
その壮絶な体験に対する対処の仕方もすごいなぁと思いますが、このコラムで感じるのは
村木さんの仕事に対する真摯な姿勢です。

お給料をもらうわけですから、それに値する成果を求められる、「本物」であることを求められる。仕事とは、その人の存在を認め、尊厳を持って生きるための力を与えてくれるものです。

仕事から尊厳を得る。今のご時世では難しいことだけれども、「本物」であろうと強く願い行動した結果が、存在を認められ、尊厳を持てることにつながるのかも。周りのせいにすることは簡単。その前に自分がどこまで本気で仕事をしてきただろうかと振り返ってしまいました。

趣味の充実は大切なこと。しかし対価を得て仕事としてやっている人との差は歴然で、仕事と趣味では到達する地点が全く違う気がします。(もちろん、本気で仕事をしている場合ですが。組織が大きいと本気でやらなくても仕事として成り立つケースが時々あるので、そういう人は趣味の人と大差なかったりします)。趣味が悪いというのではありません。しかし本気がない趣味だけの人って深みがない気がします、私は。

人間は仕事に貪欲であっていい。結婚し、子育ても介護も人生に取り込んでなお、当たり前に仕事をしたいんです。それはちょっと大変だけれどとても楽しいと、皆さんに伝えたいですね。

前回のコラムでは、仕事と子育てを両立中のハードな状況も紹介されていました。これを読むと、若い女性に専業主婦願望が強くなってきた理由もわかる気もします。だって、大変そうだもの。[あせあせ(飛び散る汗)]
電通総研による20~40代未婚女性への調査(2010年)で、約3割が「専業主婦になりたい」と答えているそう。

私は、(やったことないけれど)子育ても立派なお仕事だと思います。しかし、ずっと専業主婦で経済的に旦那さまに依存するリスク(旦那さまがリストラされたら?賃金カットされたら?離婚を切り出してきたら?)をどうヘッジするのでしょう。何より、子育て期間は多くの場合20数年であり、その後どう「本気」で生きていくのでしょう?

若い女性に「仕事と他の人生のステージを両立することは楽しい」と伝えられなかった私たち世代の責任も感じます。(私たちだけの責任ではないと思いますが)。仕事って苦しいけれど楽しいよ。子育ても同じで苦しいけれど楽しいのではないかな、たぶん。その2つを両立して最高に「本気」で生きる経験もしてみたかったよとおばさんは後悔しています。


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