嫌うだけじゃダメなんですね [ 仕事の極意]
ここのところずっと、日本と韓国の関係がゴタゴタしていますね。
それで思い出すのが、昔の同僚(女性)。
何かと私に挑戦的な態度をとるので、本当に苦手でした。
そんな時、上司に言われたセリフが
「彼女は君の『課題』だね。課題ならば、研究して攻略すべきでしょ」
というもの。さらに、
「先の戦争で、旧日本軍は『鬼畜米英』と言って、ろくにアメリカを研究もしなかった。
一方、アメリカは日本の文化までも研究して、攻略方法を考えた。
どちらが戦争に勝った、つまり目的を達成できたかは知っているだろう?
君は旧日本軍になるつもりか?」
とも。
苦手だからこそ、研究し攻略するですか。
当時の私には正直そういう発想はなく、ただただ嫌な気分でいました。
その後、彼女と仲良くなることはありませんでしたが、嫌な気分はだいぶ収まりました。
挑戦的な態度をとられても、「これは課題、課題」と唱えれば落ち着きましたし、
観察を続けているうちに、彼女なりのルールも分かってきて苦手感も薄らぎ、
自分のやりたい方向に持っていく術も会得しました。
なにより、相手に反応して私もそれなりに攻撃的だったことが分かって
どんなときも、苦手な相手と同じレベルで争ってはいけないと反省。
周りをどう引き込み、どう自分を印象付けるか、も考えるようになりました。
未熟者の私は今でも「この人、苦手だ。」と思って嫌な気分になることがあります。
逃げられるし重要ではない関係の人なら、逃げるのも手です。
しかし、逃げられない、あるいは重要な関係の人なら、腹をくくるしかありません。
苦手な相手を「攻略すべき課題」と思うと、どこかに消えていた論理的な思考が復活し、
少しは嫌な気分から解放されます。
(常にそうできるわけではありませんが)
嫌うだけじゃダメと思っても、仕事上、それじゃダメと思っても
やっぱり苦手な人は苦手です;_;
おまけに、相手の反応をそのまま返しちゃう、超・鏡体質。
あぁ、これじゃ、私、成長できないわけだわ(-_-;)
by ChatBleu (2012-08-27 06:11)
>ChatBleuさん
私も気が短い方なので本質的には超・鏡体質です。
これは誰よりも自分に損な体質ですよね~。
なので、日々修行しています。成果少ないけれど^^;
by ゆう (2012-08-27 19:55)