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ケアの本質 [ おすすめ本]
この前のサルの広告から刺激を受けたこともあり、GWに挫折した本にリトライしています。
「ケアの本質-生きることの意味」という本です。
ケアと言っても、介護ではありません。
一人の人格をケアするとは、もっとも深い意味で、その人が成長すること、自己実現することをたすけることである。
ケアすることは、自分の種々の欲求を満たすために、他人を単に利用するのとは正反対のことである。
他の人々をケアすることをとおして、他の人々に役に立つことによって、その人は自身の生の真の意味を生きているのである。
こういう関係は、子供に対する親が最初に思い浮かびます。
が、部下に対するリーダや、顧客に対する企業も当てはまるのではないかと。
もちろんビジネスではケアだけが判断基準ではないですが、これからの時代はケアが重要なファクターになるのではないかと。
最近の消費者は賢くなって、企業が消費者のためと言いながら自分たちの利益を追求していることを敏感に感じるようになってきていますから。
まぁ、ビジネスの世界はさておき、1文読むごとに考えさせられます。
例えば、
ケアする時は、相手の立場でものを見なければならないが、相手と同じ反応をしてはいけない。相手の世界をリアルに感じながらも、相手の世界をもう一段広い視野で見るからこそ、相手をケアすること(困った状態から抜け出す援助をするなど)ができる。
のようなことが書かれていました。
私は、相手の立場でものを見るのが苦手。
そして、相手の思いを感じたら、今度はその世界にどっぷり浸かって同じ反応になりがち。
どちらにしても、本当の意味のケアはできそうにないわ。
「ケア」は、私の人生後半の課題になりそうです。
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うーー、難しいです。
なんか、そういうのって、とっても偉そうな感じで嫌だなーと
思っちゃってできないんですよね、私の場合。
by ChatBleu (2012-09-17 21:57)
>ChatBleuさん
私も偉そうになるのが嫌で、できるだけ避けていました。
でも、若い人が条件の悪い中で一生懸命やっている姿を見て、私たちの世代が逃避していいのだろうかと思うように。
偉そうになるのは、相手の目で考えず、自分の考えを押し付けているからではないかと。
だから相手の目で考えるケアの精神が大切なのかなぁと感じています。
私にはまだまだできないけれど、いつかできるようになりたいなぁと
by ゆう (2012-09-18 20:28)