人生に革命が起きる？

お盆期間は、帰省以外の外出はする気にならず、読書週間になります。
今回読んだ本の１つがこちら。

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

『嫌われる勇気』（→★）がよかったので、その後すぐ図書館で予約した本です。
３ヶ月以上間が開いたので、すっかり忘れていました。

アドラーの言葉が１００紹介され、解説されています。
『嫌われる勇気』と同じく、

自分の人生は自分の選択で変えられる（＝自分しか変えられない）

というスタンスです。
親のせい、環境のせい、時代のせい、などと責任転嫁することは許しません。
ついつい言い訳しがちな私には、ピッタリの内容です。
が、心が弱っている時には、逃げ道がないこの本は辛いかも。
(本の最初の方は、特に）

『嫌われる勇気』と重複する内容が多いので、新たな発見は少なく。
なので人生に革命は起きませんでしたが、この言葉は心に残りました。

感情はクルマを動かすガソリンのようなもの。
感情に「支配」されるのではなく「利用」すればよい。

私は怒りっぽく、それをどうにか変えたいと思っています。
アドラーによると、感情は主に

１．相手を操作し支配するため
２．自分自身を突き動かすため

の２つの目的で使用されるそうです。

確かに、私は怒りのエネルギーでバカ力が出るタイプかも
私が怒らなくなったら、ただのぐうたらになりそう。
今までは、怒りを抑えやり過ごそうと考えていました。
が、怒りを「利用」するという考え方はいいかも。
利用しようと思ったら、怒りを客観視しなければならない。
客観視できれば、後悔するような怒りの発露法はとらないでしょう。
これから少しずつ心がけたいと思います。

ところで、今まで怒りで相手を操作し支配しようなんて考えはありませんでした。
でも、結果としてそうなっていたのかも。反省...

このブログの更新情報が届きます（RSS1.0）　←左のリンクから「フィードを購読する（無料です）」をクリックしてブラウザに登録すると、更新通知が自動的にブラウザに表示されます。詳細はブラウザのヘルプご参照。

★ お役に立てる部分がございましたら、以下のボタンのクリックで応援していただけるとうれしいです！

コメント 6

これは、弱ってる時に読んだらガツンと
来そうですね。でも、前向きな時に読んだら
「そうよね、頑張る！」ってなりそうな感じが
します。でも、時代のせいにはしたいです＾＾；
by みずき (2014-08-17 22:26) 

人のせいにはしないけど、人にやられたことをあきらめて受け入れる
って感じはあるかな。
うちの母がなんでも人のせいにする人で、話していてイラつきます。

by ChatBleu (2014-08-17 22:37) 

この思想は私も好きだなぁ。
人生ここまで生きてくると、幸せは自分のど真ん中にあって
それを感じ取れる自分であるかどうかなんだって
痛感してしまうんですよねぇぇぇぇぇ～
でもその自分の感じ方や考え方を変えられないところに
とても高い壁を感じるんですよねぇぇぇぇぇ～
本当にどこまでも自分との戦いっす（笑）ふぅ♪
by 凛 (2014-08-18 13:35) 

>みずきさん

自分で変えられるという考え方は、ある種の救いになりますよね。
遺伝や育ちで決まるなどと言われると、手の打ち様がない^^;
時代や環境の制約は大きいですよね。
それさえも自分の考え方ひとつで越えられるそうです。
by ゆう (2014-08-19 19:28) 

>ChatBleuさん

人のせいにするのは、楽ですから。
自分の課題に向き合わずにすむので。
なので、気をつけないとそこに逃げがち。
気力がない時はそれも必要ですが、やはり最後は立ち向かいたいものです。
by ゆう (2014-08-19 19:31) 

>凛さん

自分を変えるのは難しいですよね～
何十年も使い込んだ習慣を変えるのは。
ちょっと気を抜くと、すぐ元にもどってしまう。
でも、他人を変えようとイライラするよりは希望が持てるかな。
他人は、私以上に言うことを聞かないものだから^^;
by ゆう (2014-08-19 19:34)