「どんど」でも「どんと」でもなく「とんど焼き」 [ 上野・御徒町・蔵前]
ここ数年、ずっと行きたいと思っていた東京都台東区の鳥越神社の「とんど焼き」に行ってきました。
今日はちょうど御徒町に用事があったので、ちょっと足を伸ばしたのです。
全国的には「どんど焼き」や「左義長」など色々な呼び名がありますが、こちらは「とんど焼き」
都内で行われるのは、数箇所らしいです。
お正月にお迎えした神様(歳神様)をお送りする日本の伝統的な行事です。松の内が終わり、取り外した正月飾りなどを集めて焼くことを、「とんど焼き」といいます。このお焚き上げの火や煙にあたると、一年間が無病息災で過ごせるといわれています。 台東区のHP(→★)より
13時から開始と聞いていたのですが、その前、私が着いた途端に放水が始まりました。
境内はもっと広いのかと思っていましたが、意外に狭いです…
両国の吉良邸跡(本所松坂町公園)以来の衝撃かも。
(あそこまで狭くはないですが)
確かに、突風に備えて放水しなければと思う広さ。
↓ 下の画像で、広さが伝わると良いのですが。
でも、これが終わってから神事が始まるまで15分くらいありました。
今日の日差しだと、水が乾いてしまったかも…
神事が始まっても、背の低い私はよく見えません。
神主さんの姿は、立烏帽子?しか見えず。
覆面姿の人もちょっと見えましたが、何でしょう?
この後は、頭を下げるようにという時間が多くて、さらによく見えず...
そうこうするうちに、点火タイム。
神主さんが、火打ち石を鳴らして、積み上げた藁のまわりを回ります。
その後の人が藁に火をつけます。
あっという間に燃え上がり、灰が舞います。しばらくして灰は収まりましたけれど。
藁の山は正直小さいのですが、近いので結構熱い。
もう少し離れるようにとの指導がありました。
その時、あの覆面の人が前に来ました。
半纏(法被?)を着ている人たちの偉い人なのかしら?
ここからは子供が主役みたいです。
子供たちが、「とんど、とんど」?と言いながら竹で地面を叩いて火の周りを2周回ります。
その後は、竹の先から針金でお餅をたらして(釣竿方式)お餅を焼きます。
↓画像は大人がやっていますが、この後に子供たちがやり始めました。
まだ続きそうでしたが、時間がないので私はここで神社を出ました。
今年1年、無病息災でありますように。
正式な行事でちゃんとお作法があるのですね。
知らなかった!
by ChatBleu (2016-01-09 14:22)
1回も生でみたことないしやったこともないです。
結構大がかりなんですね。時間がかかりそうです^^;
by みずき (2016-01-10 23:34)
>ChatBleuさん
地域によってお作法も違うのでしょうね。
こちらは、子供のための行事のようでした。
この点も、地域によって違うかも。
by ゆう (2016-01-11 21:43)
>みずきさん
おそらく、他の地域だともっと大掛かりなんでしょうが。
東京の密集地帯が故の手間も数々ありました。
狭いから一度に全員が回れず、何回かに分けるので時間が掛かっていました^^;
by ゆう (2016-01-11 21:47)
ステキ!「どんど焼き」は聞いたことはあったけど何かの食べ物だと思ってた…恥。うちでは確か「お焚きあげ」って呼んでたかも。
『ほ』の字の人、何かカッコイイですね。
by sheepster (2016-01-17 08:03)
>sheepsterさん
『ほ』の字の人は、昔の火消しスタイルなのかしら?
私も、ちょっと笑えるけれど、何だかカッコイイ!と思いました。
昔も今も、火消しは命がけだから?
by ゆう (2016-01-17 17:57)