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昔の失敗 [ 理想のわたし・ダメなわたし]
昨日の記事を書いていて、自分が昔しでかした大失敗を思い出しました。
私は、大学に入ってひょんなことから合気道を始めました。
初めての内輪の行事の時、制服がない女子には紺か黒の服を着てくるようにとのお達しが。
それまで文系少女だった私は、その体育会的な慣習を全く理解していませんでした。
若いころ洋服のデザイナーをしていた母親も同じ。
それで着ていった服は、サテンがかった少し艶のある黒の上着に、細かいプリーツスカート。インナーは白のスタンドカラーのブラウス。
今、思い出しても、「何を考えていたのだか」と思って冷や汗が出ます。
会場に着くとすぐに自分が場違いなのに気がつきました。
しかし、どうすることも出来ず、ずっと居心地の悪い状態に。
厳格な団体なら「帰れ」と言われていたでしょう。
しかし、1年上の先輩1人が4年ぶりの女子、私の代の女子は3人という状態で、硬派な男子の先輩はどう対処して良いか分からなかったみたいです。
もちろん、次の行事からは「らしい」服装にしました。
その時、思ったことは
- 知らないということは恐ろしい
- 自分しか見えない人はみっともない
「(暗黙を含む)ルールは知っていて敢えてそれに対抗する、その結果は受け入れる覚悟がある」行動なら立派ですが、私の場合は単なるおバカさん。
そして、自分をセンスよく見せようと思うだけで、自分の立場や周りが見えていなかった。
その後も無知や周りが見えないことによる失敗を色々経験していますが、この時ほどの大失敗はないと思います。
私にはいい薬になった事件でした。
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