笑い [ ちょっとだけ気になる]
昨日見たTV『相棒ten』の第2話。
犯罪被害者家族と加害者家族の並大抵でない苦しみを描いていて切なくなりました。
で、昨日の朝日新聞の番組解説には、
構成に隙がない分、くすっと笑える場面も磨けば鬼に金棒。そこまでやるのは欲張りか。
と書いてありました。
朝、これを読んだとき違和感を感じたのですが、そのときは理由が分かりませんでした。
けれど、TVを見終わった時、気がつきました。
『鬼に金棒』という表現が私には引っかかったんですね、きっと。
こういう話で「笑い」は金棒なのだろうか?
私は、まじめな話をユーモアを交えて話をする人、好きです。
でも、まじめな話をきっちり生真面目に話をする人も、好きです。
笑いなんて会話の潤滑油でしかなく、潤滑油なんて必要としない会話だってあると思う。
それに、いつもくすっとした笑いを提供している人が、全く笑いなしで真剣に話していると聞き入りません?
私なんか、(それが男性でも女性でも)「なんだかカッコイイ」と思ってしまいます。
だから、あえて笑いを入れないのもいいのではと思った訳です。
まぁ、真剣な話で笑いが欲しい人も欲しくない人も居ていいと思います。
それを許容する社会じゃないと、震災後の自粛ムードの再現になってしまいますから。
しかし世間の風潮として、昔は「笑い」を馬鹿にしすぎて「真剣」ばかり追求していて、
今は、「笑い」を大切にしすぎて「真剣」を軽んじているような気もします。
そういう雰囲気に、私は馴染めないなぁ。
ところで、今日10/27~11/2まで、池袋東武で『相棒tenフェア』をやっているそうです。
『相棒』好きの友達に頼まれて、角田課長の『ひまかップ』を買いに行く羽目になってしまいました。
どちらかと言えば杉下右京タイプの友達なのですが、なんで角田課長の『ひまかップ』?
(画像は、東武百貨店のHPから借用しました)
違う友達と、土曜日に行ってきます。
池袋は久しぶり。変わっているんだろうなぁ。
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