客はそんなに偉いのかな? [ おすすめ本]
11/23の高島屋のチャリティーサンタ購入時に遭遇したクレーマーちっくなおばさま。
行列に並んでいる50分間、ずっと店員や連れに大声で文句ばかり言っていました。
確かに高島屋の対応も充分とは言えなかったけれど、そんなに騒ぐほどのことかしら?
私が一番引っかかったのが、「ご迷惑をおかけします」と謝る店員に言ったおばさまの一言。
「最初から、そう謝っていればいいのよ。
客を何だと思っているの。
今回、私が言ったことは後でありがたく思うはずよ。」
私は、こういう「××に対して、そういう口の利き方をするな」発言をする人、信用しません。
「客に対して」
「親に対して」
「上司に対して」
「先輩に対して」
こういう人たちには、「皆にとってよいこと(正しいこと)は何か」を考えるという気がありません。
「相手のためを思ってやった」と主張しますが、考えているのは自分にとって何が都合がよいかということだけ。
それが証拠に、こういう人たちの言動には一貫性がありません。
「自分に都合のよいこと」が正しいことなので、自分の立場・状況が変わると意見を変える。
しかも、意見を変えた、前は間違っていたという自覚がない。
このおばさまも、まさにそう。
お客様が購入するサンタを選んでいるから時間がかかっていると分かった時、
「客に選ばせずに、店員がさっさと渡して文句言わせるな。」と言っていたのに、
自分が選択する時は「選ぶ時間をちゃんとくれないと怒るぞ」と悪びれずに言う。
こういう人たちに欠けているのは、「相手にも人間として尊重される権利がある」という意識。
店員はお客様に失礼な言動をしてはいけないが、客も店員に失礼な言動をしてはいけない。
店員・客という立場の前に、人間としてお互いを尊重しあうという考えがないと。
何で相手を尊重しないのに、自分が尊重されないと怒るのか、私には理解できません。
一方で、「××に対して」とつけなければ語れない人は、かわいそうだなと思います。
「お客様という立場でなければ誰も自分の意見を聞いてくれない、そういうつまらない内容しか私は語っていませんよ。」と宣言しているようなものですもの。
あのおばさまは「アサーション」の本を読んだほうがいいと思う。
そうしたら、自分の意見を主張する流儀が分かるはず。
その怒りっぽい性格も改善されるだろうし。
私は、この本を読んで(そこそこ)怒らなくなりました。(改訂前の本だったけれど)
初めて来ました。
クレーマーちっくなおばさまは良くみかけますね。
私は半年ほど入院していて、つい先日退院したばかりなのですが、
病院内にも、うるさい入院おばさんや、恐怖の怖い看護婦さんなど、
いろんな人がいておもしろかったです。
そんな入院生活と退院後の生活ぶりについて、また書いていきたい
と思ってますので、よろしく。
by NO NAME (2011-11-26 01:44)
そう、人として尊重するのが大切ですよね。
まったくその通りだと思います。
年齢やキャリヤ、性別、その他その他・・・いろいろなものに対する畏敬の念
や、あるいは蔑視の前に、人としてどうかが大切ですね。
ちなみに、『やまだ』の座右の銘?は「人として、どうよ?!」です。
by やまだ (2011-11-26 13:55)
>NO NAMEさん
はじめまして。
クレーマーちっくな人多いですね、最近。
みんな自分のことばかり考えているからかしら?
入院中の病院だと逃げ場がないから大変そう。
ブログを書かれているのですか?
URLを記載くだされば、読みに行きますよ~。
by ゆう (2011-11-26 19:28)
>やまださん
「人として、どうよ?!」いい言葉ですねぇ~。
端的に本質を突いている。
私も、これ座右の銘にしよう!
by ゆう (2011-11-26 19:34)