浮気と信頼 [ 上質なひと・上質なとき]
とあることで、どこから浮気と思うか聞かれたので、考えてみました。
私の基準は、ビジネスならどこまでありうるか。
部下の相談は、2人きりで話をすることもあるだろうけれど、手は握らないでしょう。
だから、2人で夜の(お酒を含む)お食事はOKだけど、手を握るのはNG。
行動が信頼できないような相手は、そもそも選ばない。
なかなか健全な考え方ではないでしょうか。(自分で言うか...)
しかし、こう考えるようになったのは、ごく最近かも。
昔は、相手が女性と話をしただけでムッとしたくらいでしたから。
考えが大きく変わりはじめたのは、飲み会の席で、恋愛に悩む30代前半の女性に
30代後半の男性がした話を聞いてから。
信頼って、最後はできる・できないではなく、する・しないだと思う。
「信頼できるか=裏切らないか」なんて終わってみなければ分からないこと。
あるレベルに達したら、「信頼する」と決めるしかないんだよ。
もし裏切られた場合の結果は、自分が受け止める覚悟を決める。
信頼できる行動をしろと相手に責任を求めるのではなく、
自分の判断で信頼すると決めて自分で責任をとる。
相手に責任を負わせるのは楽かもしれないけれど、相手に振り回されるということ。
投資と同じで、リスクをとらないとリターンはないよ。
もちろん、情報収集、リスク分析をきちんとやることが前提だけれどね。
なんとまぁ、ビジネスライクな考え方。
当時は「何言っているの?相手が信頼できない行動するから、いけないんじゃない。」
と思いましたが、最近は言っていた意味が分かるようになってきました。
信頼とは、リスク=マイナスを受け止める覚悟をすること。
それは、相手に依存しない独立したこころからしか生まれないこと。
独立したこころを持つには、ある程度の経験と自分に対する自信が必要なこと。
だとしたら、ようやく私も経験が積めたということかしら。自信はまだまだだけれど。
そういえば、受け止められる(と思う)マイナスも大きくなってきたような。
(本当に受け止められる保証はありませんが…)
こういう時は、年をとるのもいいものだわと思います。
ビジネス以外のことも、ビジネスライクに考えてみると意外に面白いかもしれません。
別ブログでは、ビジネスシーンでのファッションについてビジネスライクに考えてみました。
↓
・ビジネスでのファッションは仕事のセンス
・ビジネスシーンでのリングはどの指に
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