モノづくりが変わる?会社はどうなる? [ 仕事に役立つ言葉]
今日の朝日新聞に
欲しい物、家で「印刷」 3Dプリンターで産業革命?
コンピューターに保存した設計図から、簡単な操作で立体製品を作り出せる「3Dプリンター」。将来、家庭に導入されれば、机の上が製造工場に早変わりするかもしれない。規格品の大量生産から、多品種生産へと、もの作りを根底から変える可能性を秘めた技術とは――。
という記事がありました。(無料会員登録すれば全文が読めます→★)
記事に、将来は欲しいものを個人が家で印刷するようになる可能性も、とありますが、
モノによって材質は違うから、それは完全には無理だと思うけどなぁ。
そういうことより、もっと影響を受けるところがありそうなんだけれど。
というのも、私が日々それを実感しているからです。
最近のジュエリー製作では3Dプリンターを使うケースがあり、私も使っています
(と言っても3Dプリンターはお高いので、専門の業者さんにお願いしています)。
その場合、コンピューターでCADソフトを使いデザインし、3Dプリンターで出力します。
ワープロで文字入力をし、プリンターで文書を印刷するのと同じ感じですね。
もちろん3Dプリンターから18金のリングが出力されるわけではなく、ワックスや樹脂と
言われるもので出力され、それを18金に置き換えるという作業を行います。
ワックスなどを金属に置き換える技術をロスト・ワックス・キャスティング法といいます。
(単にキャストということも)
つまり、CADでデザイン→3Dプリンターで出力→キャスト(→仕上げ)という工程です。
これは、昔ながらの、金属を直接加工する方法と比べるとかなり画期的です。
「参入障壁」が低くなり、今までにないアイデア(デザイン)が生まれやすくなります。
(詳細については、別ブログの記事を参照ください。→★)
と言っても、ズブの素人が簡単に出来るってことはないです。
3Dプリンターのインパクトってこの記事が言うレベルなの?と疑問に思い検索したら、
出てきました。こんな本が。
内容説明に
『フリー』以上の衝撃──ベストセラー『フリー』『ロングテール』のクリス・アンダーソンが描く次のパラダイムシフトは〈メイカームーブメント〉だ!
21世紀の製造業は、アイデアとラップトップさえあれば誰もが自宅で始められる。
とあります。
ちょっとちょっと朝日さん、この記事は落とし所がおかしいんじゃない?
タイトルに「3Dプリンターで産業革命」とあるのは、この意味だったのね。
掲載されたのが「科学」欄だから、ピントがずれたのかな?
『メイカーズ』は読みたいけれど、まずはこっちでもいいかな。
しかし、「メーカーズ」ではなく「メイカーズ」なのは、なぜ?
この記事、チラッと見ました。
まぁ、ちょっと安直ですよねぇ。
ドラえもんのポケットから出てくるものじゃあるまいし。
メイカー、ちょっと古い人の言い方??
by ChatBleu (2013-01-28 19:27)
とりあえずっていうノリで立体化できるのは
イメージが湧いていい気がします。
趣味のモノづくりも、進化しそうな感じですね^^
by みずき (2013-01-28 23:36)
>ChatBleuさん
ChatBleuさんもそう思ったんですね。そうですよね。
メイカーという呼び方は、今までと違う感じを持たせたかったのかな?
by ゆう (2013-01-29 19:18)
>みずきさん
データ化されていると修正や横展開が楽ですしね~
フィギュアが一番需要があったりして( ´艸`)
by ゆう (2013-01-29 19:20)