美意識とそれを支えるもの|江戸東京博物館 [ 秋葉原・浅草橋・両国]
今日は、こちらへ行ってきました。
江戸東京博物館です。(→★)
墨田区に住んでいながら、江戸東京博物館に入ったのは始めて。
しかし、空間を贅沢に使った建築ですね…
今日は「東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞」(→★)の展示を見に行きました。
「新素材・新技術・新デザイン等を取り入れた市場性のある伝統的工芸品」を公募したそうです。
『楽しい和ー』を読んで以来(→★)、日本の伝統工芸品に触れたい気持ちが高まって。
ちょうど昨日、この展示会のちらしが入っていたのも縁かと思い、行ってきました。
(展示は撮影禁止だったので画像がありません。)
新しさがあって、かつ市場性もある伝統工芸品というのは相当難しい。
展示品の多くは、既存の枠から飛び出せていない気もします。
解説を読むと、作っている人にとっては大きな冒険だったのはよく分かるのですが。
が、買う側から見ても面白いものが数点ありました。
金魚鉢をひっくり返したような小さなランプシェードに切子があったのはビックリ。
曲面に切子?どうやって???
と思ったら、切子を入れた後にガラスを変形させたようです。
なるほど~。
でも、きれいに変形させるのはかなり大変そう。
特別展「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」は、時間がないのでパスしました。
が、展示会パンフレットをちょっと見ました。
モースは明治の一般日本人の美意識の高さに驚嘆していたようです。
それが途切れてしまうのは、何とももったいない。
「東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞」などで、どんどん新しいものが出てくるといいですね。
帰りにはちょっと寄り道。
江戸東京博物館の近くにあるビルの看板です。
「福島鑢商店」
さてなんと読むでしょうか?
私は最初読めませんでしたが、「ふくしまやすりしょうてん」です。
上にヒントが出ていましたね。
ヤスリの他に宝飾用工具も扱っていて、私も何回か利用したことがあります。
卸なので店頭販売はしていません。
がオンラインショップもやっていて、ここでの受け取り、もしくは配送になります。
(店頭で300円くらいの格安やすりだけは売っています。入るのは勇気いるけれど。)
下町にはこういうお店(卸も小売も)が点在していて、面白いです。
江戸東京博物館、行ってみたいんですよー!
すっごく面白そうなんですもの。
鑢、読めません。変換して出てきたから、この字であってると思うけど、
読めないし、書けない!
by ChatBleu (2013-11-08 22:11)
江戸博は一時期箱もの政策で叩かれたけど
バックヤードがとても素晴らしい博物館ですよ。
もちろん、表の部分も見学順路の自由度が
高くて見やすい良い博物館です。
ホールや会議室を積極的に開放してるので
色んな楽しみ方がありますね。
ちなみに、先日行った筝曲の発表会は、ここの
ホールでした^^
by みずき (2013-11-08 23:18)
実は今朝がた一度コメント入れたのですがまた画像認証
のバグ問題ではねられました…泣。再度のトライです。
今回は大丈夫そうですが。
江戸博、好きです。ちびも連れて行ったことがありますよ。
あの暗さの中に入るとちょっとタイムスリップしたような気に
なるのがまたいいんです。
切り子のランプシェード、きっと素敵でしょうね。スカイツリー
のエレベーターの中にも意匠が使われていました。
鑢、変換で出てきましたが読み方を知らなかったらたどり
つけませんね。あの界隈は私には縁がないような卸商が
点在していて興味深いですよね。(昔はもっと沢山あった
のでしょうが)
by Sheepster (2013-11-09 13:22)
>ChatBleuさん
普通はヤスリなんて日常で使わないですからね
知らなくても当然かと。
それより問題は魚へん(偏)の漢字です、私の場合。
読めな~い
by ゆう (2013-11-09 21:26)
>みずきさん
ほぉ~、 江戸博は良い博物館なのですね。
専門家にそう言って頂けると、墨田区民としては鼻が高い♪
江戸博は、イベントが盛んだとは知りませんでした。
そういえば、今年のお正月には無料開放していました。
せっかくだから、イベント情報を定期的にチェックしてみます!
by ゆう (2013-11-09 21:33)
>Sheepsterさん
あらら、まだエラーが発生するのですか。
お手数をおかけして、申し訳ありません。
拍手ボタンを押せばコメントを残せますので、そちらでも。
(拍手のカウントはアップしてしまいますが^^;)
江戸博の常設展はまだ見たことがないのです。
今年の1/2,3に無料開放されていたので、今度のお正月に行ってみようかな。
獅子舞があったり、江戸町民が歩いていたりと面白かったようです。
あ、でも来年は1/2から「大浮世絵展」だから無料開放しないかな…
墨田・台東・江東は職人の町ですから、色々あって面白いです。
でも、職人さんが高齢になってお店をたたむことも多い様子。
卸などはもっとひっそりとたたまれていそう。
新陳代謝ならいいのですが、新しいものがなく廃れるだけでは寂しい。
by ゆう (2013-11-09 21:47)