多分、賢くなった... [ 自分の中のオバサン]
今日は先週土曜日会えなかった20代の友達と渋谷で会いました。
電車で向かっていると、20代後半くらいの女性が乗ってきました。
(渋谷近くの、おしゃれな駅で、です)
大きなサングラス、白のインナーに紺のテーラードジャケットを捲り上げ、
ジーンズのショートパンツに黒の柄ストッキング、黒の編み上げショートブーツ。
黒の柄ストッキングは、もう季節に合わないんじゃないかなぁと思っていると、
その女性が向きを変えて、後姿が見え...
な、なんと!
お尻ギリギリとかなり短めのショートパンツの下に、ストッキングのランガート
(レッグ部の上にある伝線防止用の境)が見えている...
「あ~ぁ、やっちゃったね彼女。注意不足ね。」と思った私。
友達にそのことを話したら、「それわざとかもよ。」
しかし、このファッションは、かなり人を選ぶのではないかと。
いやらしさを凌駕する毅然さ、ズボラに見えないほどのカッコよさがないとなぁ。
米倉涼子さんレベルの男前さが必要なのでは。
「私は男なしでも生きていけるのよ。男は踏み台よ。」位の男前さが。
(あくまで役のイメージです。米倉さん自身がそうだとは思いません!)
ファッションの基準は時代と共に変わる。
最先端のファッションだって3年経てば、完全に野暮ったくなる。
昔は、それに乗り遅れたくなかった。
けれど、今はもう、そういうのに振り回されたくない。
それは、賢くなったということかしら?
それとも、もう若くなくなったということ?
コンビニでの失態 [ 自分の中のオバサン]
お金を引き出そうと銀行のATMに行ったら、節電のため休止中でした。
そう言えば、この前通りかかった渋谷の銀行ATMも休止中だったわ。
窓口がない出張所タイプの銀行ATMは、結構休止しているみたいですね。
3.11直後ちょっと多めに現金を引き出していたので、今まで気がつきませんでした。
さて、どうしよう。と思っていると、ローソンが目に入る。
実は、私は今まで一度もコンビニATMを利用したことがないんです。
急にお金が必要になるってことないし、コンビニをほとんど利用しないので「ついで」もない。
駅前の銀行ATMで今までは十分だったんです。
コンビニATMで手数料無料なら、わざわざ他の銀行ATMに行く必要ないわね。
この夏の自動販売機の稼動もしくは温度設定が問題になっているけど、TVのインタビューに「コンビニで買えば済むことだから」と答える人がいました。
確かに。となると、この夏、コンビニは色々な機能の代行をすることになるのかな?
しかし、煌煌と電気を照らしエネルギーの無駄使いの権化みたいに思われていたコンビニが生き残って、他の機能を吸収するって皮肉だわ。
などと思いながら、ローソンに入り、コンビニATMの前に。
通帳の投入口はどこ?ないの?
う~ん、コンビニATMは通帳を扱えないのね。通帳記入できないのね。
そう言えば、通帳って印字位置がバラバラ。
カードと違い、規格が統一されていないってことだわ。
つまり、銀行別に専用ハードorソフトが必要。
コンビニがそんな投資するわけがない。
元システム屋なのに、事前に気がつかないなんて…
まるで、機械に慣れていないおばさんみたいじゃない。
私のプライドは少し傷つき、周りに人がいなかったことを確かめて店を去りました。
ぞうさんの足首 [ 自分の中のオバサン]
昨日、電車に乗っていた時のこと。
白のインナーに麻のようなカーディガン、サテンっぽい艶のあるパンツのアラフィフ(だと思う)。
両手に4本くらいの指輪、耳にはピアス、長めのクロスモチーフのペンダント。
それらがみんなダイヤモンドをパヴェ留めしたもの。(小さなダイヤモンドを敷き詰めたもの)
「おしゃれしました~。がんばっています」って感じですね。
で、靴は?
あらあら、タイツっぽい素材のストッキングが足首で弛んでますよ。
まるで、ぞうさんの足首みたい。
おしゃれするなら、細部まで気を使わないとね。
私は短足・大根足なので、ストッキングが足首で弛みやすいんです。
だからチェック厳しいですよ~。
しかし、ファッションって気が抜けませんね。
それまでが完璧でも、たった1つの×で全てがオセロのように裏返ってしまう。
頑張っておしゃれしている分、ミスの影響がデカイ。
見るからに「おばさん」格好の私なら、ぞうさんの足首でもバランス取れているけど。
う~ん、上から目線でアラフィフのぞうさんの足首を評価している場合ではないぞ。
アラフィフに負けているぞ。
「素敵なおばさん」になるために [ 自分の中のオバサン]
紫外線が気になり始める季節になりました。
UV防止剤に弱いためSPFが低いものしか塗れない私には、日傘か帽子が必須。
まだ日傘をしている人はいないし...となると帽子しかない。
今年からは花粉症対策として外出時のマスクも必須となっている。
ツバ広の帽子にマスク、そしてメガネも!
鏡には『見るからに怪しい人』が。
「こんな格好は恥ずかしい」と一瞬思うものの「ど~せ誰も気にしてない」とそのまま外出。
こういう時に、歳をとったなぁと感じる。
若いころには、こんな格好では恥ずかしくて絶対外出できなかったもの。
若いころは、「他人の目」を気にしすぎ、いわゆる自意識過剰だった。
そのうち、人は他人にあまり興味がないという現実に気がつき、「他人の目」を気にしなくなった。
じゃあ今は何を基準に判断しているんだろ?
当然「自分の目」よね。
ということは、「誰も気にしていない」のではなく、「自分が気にしていない」???
「おばさん」と呼ばれる年代になった。
自然の摂理に抗える訳もなく、それならせめて「素敵なおばさん」になりたい。
そのためには、しっかりした「自分の目」を持たなければ。
とは言うものの、見た目と実用のバランスをとるのは難しい。
どうしても、実用に傾いてしまう...