スピード感と納得感 [ ちょっとだけ気になる]
今日で東日本大震災からまる2年が経ちます。
最近よく、新聞やテレビで今の東北の状況が報道されます。
その内容は、昔IT業界にいたころのプロジェクト(仕事)を見るようです。
◆現場の意見は無視されて、現場を知らない人が無駄な作業を作り出す
◆スピード感がないので、対応が後手、後手になる
など、共通点はたくさん。
IT業界では、こういうのをデス・マーチ(死の行進)といいます。
今の時代、スピード感がないとどんどん人や資源が離れていきます。
みんなの納得感・合意形成も大事。
が、それに時間をとられていたら、結局合意自体が意味を持たない状況になることも。
皆が納得するような町の復興計画が出来たころには、かなりの住民が流出しているとか。
最高の提案書が出来たころには、既にライバルが受注を確定しているとか。
かと言って、納得感がないと人は動かない。
スピード感とメンバーの納得感をどう両立するか。
リーダーの手腕が一番問われる問題です。
この問題を解決できない組織は、これからは生き残れないのだろうなぁと思うのです。
だけど、生き残れなかった時に、一番被害を受けるのは組織の下のもの。
デス・マーチを作り出した上の人間は、責任感もなく、結構生き延びるんですよね。
許せないことに。
仕事ではなかなか上司は選べませんが、国のリーダーたち(国会議員)は違う。
だから、ちゃんとしたリーダーたちを選ばなければ。
でないと、日本は本当に生き残れなくなるだろうなと思うのです。
復興の役に全く立っていない無駄な借金を一体どうするつもりなんでしょう?
取り残される人々 [ ちょっとだけ気になる]
スーパーで、70代らしき老夫婦が2Lのペットボトルの水を2箱(12本)買っていました。
当然、車で来ているんだろうなぁと思っていたら、自転車。
運動のためかもしれないけれど、ちょっと危険な感じがします。
そのスーパーは、ネットスーパーもやっているので、そこで頼めば楽なのに。
手数料が惜しいなら、Amazonもあるけれど…
もしかしたら知らない、あるいは知っていてもネットが出来ないのかもしれません。
お年寄りには、新しい技術についていけない人も多いそうです。
広く情報を集めて、比較検討する術すら知らないことも。
一方、世の中は新しい便利な技術が当たり前になり、それを前提に動き始める。
その恩恵を受けられない人が取り残される。
明日で東日本大震災からまる2年です。
マスコミは、復興から取り残されている人々を報道しています。
その他にも、正社員に就職できず、スキルが身につかない人など。
色々なタイプの取り残された人々が日本中にいそうです。
これら取り残された人々をどうするのか、日本人は問われている気がします。
今のままだと、「気がつかないふりをする」が答えになりそうで怖い。
私も、あの老夫婦に声をかけられなかったですもん。
困る人、儲ける人 [ ちょっとだけ気になる]
4℃が2013/3/1にプラチナ、ゴールド(K18・K10)商品の販売価格を変更したそうです。
(4℃は、国内大手ジュエリーブランドです。念のため...)
他のジュエリーブランドでも値上げしているところがあるそうです。
最近デパート1Fの売り場にはK14やK10が多くなってきました。
K10とは、10/24≒41.7%しか金が含まれていないってこと。(金は、K24が100%)
金の含有量が半分以下ですからね…
それもこれも、金・プラチナの値上がりがすごいから。
(実は、シルバーもです)
田中貴金属工業さんによると、過去5年の月次金価格の推移はこんな感じ。
(画像はこちらからお借りしました。→★)
見事な右肩上がりです。
2013/2/17は1g=5,325円!でした。
さすがに最近は若干値下がりしていますが、今日3/7は5,050円です。
これじゃ、値上げしないと厳しいですよね…
原材料費の高騰は、本当につらい。
三菱マテリアルのHPにさらに長期間の金価格の変動グラフがありました(→★)
それによると、1992年~2004年くらいまでは1gが1,600円以下なんですね。
実は、昔、純金積立(毎月定額を購入するモノ)をやっていた友達がいるんですよ。
彼女がずっと続けているのなら、相当「うほうほ♪」なんでしょうね。
なにしろ3倍以上ですから!3倍以上!
老後資金のためと言っていたので、続けていたんだろうなぁ。うらやましいなぁ。
さて、円安・株高が続いていますが、これで困る人、儲ける人はどういう人なのでしょうか。
プラスがあれば、マイナスも絶対にある。
今は日本全体が浮かれ過ぎて、マイナスをちゃんと見ていない気がしてしょうがないです。
後がコワイなぁ…
私の知らない「ママ」の世界 [ ちょっとだけ気になる]
前の週末、第2子を出産した友達のところに行ってきました。
この前買った、これ(→★)を持って。
上の子が興味を持ってくれましたが、乾電池がついてなかったのでその場で録音できず。
盲点でした
上の子が生まれる前は「おっしゃれ~」な感じだったリビングは、完全に子供仕様。
本棚には「すてきな奥さん」がぎっしり。
共働きで、二人ともそれなりに稼いでいるのに?
家のローンや子供の教育費があるので、今から締めないといけないらしい。
家買って子供を育てるという普通の暮らしすら苦労はあるのね...
「すてきな奥さん」の隣には、「Mart」という雑誌が。
おしゃれ系のママさん雑誌らしい。
ちょっと見てみると、若干乙女ちっくなナチュラル系?
明らかに彼女の趣味と違うけど、どうして?
何でも、幼稚園の連絡帳や交換するプレゼントはデコられていることが多いらしい。
自分だけそっけないのも…ということで、ただいまお勉強中だとか。
もうすぐ産休明けで職場復帰、仕事に育児にそういう気遣い、ママは大変ですね~
ならないでよかった(←若干、本気)
ついでに、Martから雑貨屋さんの情報を仕入れてきました。
IKEA、無印、seria、3coins、NATURAL KITCHEN - うん、私も知っている
salut!(サリュ、HP→★)、FABRIC'S(HPなし) - え、知らない
FABRIC'Sはコレド日本橋にあるらしい。
今度行ってみようかな。
素敵がいっぱい [ ちょっとだけ気になる]
昨日の朝日新聞のコラム「オトナになった女子たちへ」で、伊藤理佐さんが、
お父さんのちょっと素敵な木彫りの小物で埋め尽くされた実家を見て
「ちょっと素敵」が、たくさんありすぎて、なんていったらいいんだろう・・・
「おなかいっぱい」
な、感じ?
(中略)
「素敵」も量がだいじなんだなあと思う。「素敵」なのに、いっぱいあればいいってもんじゃないというのが不思議です。
と書いていました。
うん、よく分かる。
TV番組『美の巨人たち』でシスティーナ礼拝堂の回を見た後、次回の保津川図屏風の予告を見てこっちの方が心が落ち着くなぁと思ったことがあります。(その話は→★)
日本人の美意識には、空間を埋め尽くされると素敵だと思えなくなる傾向があるのかと。
しかし、最近の日本人には、そうではない人も多くなっているようです。
伊藤さんも例に挙げていますが、全身「ナチュラル」で埋め尽くされた格好の人などよく見かけます。
全身を「カワイイ」で固める人もいますし。
生活が洋式化されて、日本人の美意識が変わってきたのかな?とずっと思っていました。
でも、それだけではないのかも。
私も、時々暴走して「素敵」で空間を埋め尽くそうとすることがあります。
その時の自分を振り返ってみると、「好き~」という気持ちしかない気が。
が、我に返ってそういう自分を俯瞰(客観視)すると、「ちょっと多過ぎたかな…」と思います。
そういう厳しい眼があったほうが、美的には一段高いものが完成するのでしょう。
武道や茶道と同じように、日本の「美」には「道」があったりして。
しかし、今は「道」より、自分にとっての心地よさや「自己満足」が大切なのかも。
客観視なんて、仕事や人間関係で嫌というほどやっているし。
だから、自分の部屋やプライベートの服ぐらい存分にやらせてよ~となるのかも。
それで精神のバランスをとっているなら、いいことなのかもしれません。
周りからどう見えるかは別として。
これも「バカの壁」? [ ちょっとだけ気になる]
ちょっと前に出ていた記事です。
地下鉄九段下駅の“バカの壁”撤去 都営・メトロ乗り換え時改札不要に東京都交通局と東京メトロは15日、地下鉄九段下駅(千代田区)で一昨年から進めていた都営新宿線とメトロ半蔵門線のホーム間の壁撤去が完了し、3月16日から乗り換え時の改札が不要になると発表した。
ホームは隣り合っているがこれまで壁のために必ず階段を上って改札を通過しなければならず、猪瀬直樹知事が“バカの壁”と呼んで撤去を提起。約12億円(都負担約5億円)をかけホーム約200メートルのうち約90メートルの壁を取り払った。
(産経新聞)
半蔵門線は時々使うので工事は知っていましたが、とうとう撤去が完了したんですね。
壁の撤去だけで約12億円もかかるんだ。
で、九段下駅の構造ってどうなっているんだっけ?
都営新宿線とメトロ半蔵門線のホームは下のように並んでいます。
----------- ホーム -----------
都営新宿線 本八幡方面行き電車→
←都営新宿線 新宿方面行き電車
----------- ホーム -----------
====== 壁 ======
----------- ホーム -----------
東京メトロ半蔵門線 押上方面行き電車→
←東京メトロ半蔵門線 渋谷行き電車
----------- ホーム -----------
同じホームになる都営新宿線新宿方面行き⇔メトロ半蔵門線押上方面行きの乗り換えは便利になりそう。
でも、路線図を見れば分かりますが、この乗り換えをする人はかなり少ない気がします。
他の乗り換えの方が圧倒的に多そう。
(たとえば、都営新宿線 新宿方面行き→メトロ半蔵門線 渋谷方面行きの乗り換え)
それらの乗り換えは、改札通過はなくなるけれど今までどおり階段の昇り降りは必要そうです。
これで約12億分の効果は出るんでしょうか?
気分だけで突っ走ったんじゃないですよね?
費用対効果は充分に検討されていますよね?
他のこと(例えばホームドア設置など)に使ったほうが有意義だったという結果にはなりませんよね?
これと似たようなことを、最近よく経験します。
自分にあまり関係ないことは、深く考えている時間がないのでちょっと聞いただけで判断してしまう。
そのため、後でちょっと考えるネタが出てくると、「あれ?」と思うことも。
(最初の判断が間違っていないこともありますが。)
「バカの壁」は、人が考えるのを止めてしまう壁のことを意味するらしいです。
(そのタイトルの本は読んでいないので、違うかもしれません。)
世の中が複雑になり、みなが忙しくなると、1つのことを深く考えている暇なんてない。
私たちは、実は相当なバカなのかも
ま、個人は自分のことを優先させるしかないですけれど、あまりチェックがゆるいとひどいしっぺ返しが来そうで怖い。
補正予算、大丈夫なんでしょうかねぇ...
謝り方 [ ちょっとだけ気になる]
土曜日に初めて見たNHKの番組「週間ニュース深読み」では、
「丸刈りでおわび!?ニッポンの"謝罪"どう考える?」
というのをやっていました。
20歳のアイドルが恋愛問題に対し丸刈りで詫びたことに関する考察だそう。
番組では、日本人とアメリカ人の謝罪の違いを
●日本人は、相手の心情に訴えようとする
●アメリカ人は、問題を解決しようとする
と言っていました。
友達のパソコンにコーヒーをこぼして使えなくなった時、
●日本人は「ごめん、ごめん」と繰り返す。(人によっては何十回も)
●アメリカ人は、「いくらしたのか?」「まだ販売されているか?」「保証期間か?」などと聞く
(アメリカ人が謝らないわけではないが)
という調査結果があるそうです。
確かに、私もコーヒーこぼしたらまず「ごめんなさい」と何回も言うだろうし、こぼされたら
相手にもまず「ごめんなさい」と言うことを求めると思います。
ですが、日本でもビジネスの世界ではそれだけではダメですよね。
心情的な部分も「誠意」という形で求められますが、「問題の解決」がないとダメでしょう。
なぜそうなったか、どうリカバリするのか、繰り返さないための対策、の説明が必要。
特に、取引相手からは絶対に「問題の解決」が求められるはずです。
しかし、ビジネスでも特殊な力関係がある場合や社内、またプライベートだと微妙かも。
まだまだ心情的な部分のウェイトが大きい場合もあります。
問題の解決は放置され、謝るだけで物事が終わってしまう。
そのため多くの場合、問題は繰り返される...
また、日本人は相手から罰せられる前に自らを罰することで謝罪するという傾向もあるそう。
普通は、どういう罰(解決策)が適切かは、謝罪する側が決めることではないですよね。
でも、自らを罰すると、罰(解決策)がそれで実質的に決まってしまうことも多い。
番組でも、「そこまでして謝っているのに、許してあげないなんてひどい」と周りが言うため、
謝罪される側が「許さざるを得ない」という面もあると言っていました。
これは、謝罪している側にもよくないことのように思います。
謝罪される側は、納得していないけれど周りから非難されるからと口をつぐんでいるだけ。
迷惑を受けた恨み+言いたいことも言えない恨みで、腹の中は煮えくり返っているかも。
その場は上手く収まったように見えても、将来に禍根を残していることになります。
謝る時って、どうしても自分のことばかり考えがちなんですよね。
しまった。どうしよう。どうすれば自分の傷が少なくてすむだろうか。
番組では「謝罪は相手のためにするもの」と言っていましたが、全くその通りです。
相手が本当に納得できる状態にすることこそが、謝ることの最終目的のはず。
難しいことだけれど、忘れないようにしなくちゃ。
災害時のためにこれも必要? [ ちょっとだけ気になる]
今日、ポストにタウンページとハローページ(企業名)が入っていました。
使ったことがないので配布を止めてもらおうと思うのですが、毎回忘れてしまって...
なんとなく中を見ると「タウンページ知恵ふくろう」というコラムが何ページもあります。
災害時の心得などについて解説したものでした。
その中に、
◆便秘になりがちなので、野菜不足にも注意しましょう。
◆野菜や果物が手に入りにくくなるので、野菜ジュースや果汁なども備蓄しましょう。
とありました。
今の私は体に蓄えがあるから、2~3週間栄養が偏っていても大丈夫と思っていました。
野菜ジュースより野菜を食べる主義なので、野菜ジュースのストックはなし。
でも、便秘は困るなぁ。
通常は快便なので、便秘にめちゃくちゃ弱いんです。
念のため、野菜ジュース1本くらいはストックしておこうかしら。
ジュースは重たいから、食物繊維サプリにしようかしら。
あ、だったらドライフルーツでいいのかも。
しかし、災害対策はどこまでやればいいことやら。
うそおっしゃい [ ちょっとだけ気になる]
このCMを見て以来、「うそおっしゃい うそおっしゃい」というフレーズが頭から離れない
私、バーゲンは嫌いですが、買い物が嫌いかと聞かれればそうでもない。
でも、無条件に買い物が楽しかった時期は過ぎた気がします。
街で中国の方がお買い物をしている場面に出くわすことがありますが、ああいう熱気
私にはもうないなぁ。
最近、「将来の不安がなくなり手元にお金があれば皆モノを買うようになる」という話を
景気対策に関連してよく聞きますが、ホントかしら?
将来の不安も大きいけれど、そもそも「どうしても欲しい」というモノが少ない気がする。
最低限の文化的生活をするために必要なものは、(廉価品ですが)ほぼ持っているし。
今は廉価品でも普通に使う分には充分なので、高級品が欲しいとも思わないし。
もし私みたいな人が多いなら、景気回復はそんなに簡単じゃないかも?
パトカーの整備 [ ちょっとだけ気になる]
今日、近くのガレージでパトカーを見かけました。
事故でもあったのかなと思ったら、自動車整備工場でした。
かなり小さい整備工場です。
パトカーみたいな特殊車両は専門の整備工場があるのかと思っていました。
意外~